のこ
こちらは個性豊かな学生たちが
集まる四畳半で送る日々を描く
物語よ。
ぬこ
森見登美彦の描く学生は
アホらしさにかけてはピカイチだな。
のこ
今回は彼らは「阿呆神」なる
神を崇めているのよ。
ぬこ
「阿呆神」。ネーミングからしてもう…(笑)
その正体はいったい何なんだ?
『四畳半王国見聞録』 森見 登美彦 (著) 新潮文庫
あらすじ
ひたすらに数式を展開し、自分に恋人がいることを証明した数学氏。マンドリンを片手に、迷える若者の心のうちを読み、さらに迷わせる提言をするマンドリン辻説法。
モザイク先輩に凹氏。阿呆が集まる大日本凡人會が京都を舞台に重要無人に動き回る。
学生達が暮らし、集まる四畳半。どこかの一室には「阿呆神」と呼ばれるものがいると言います。
そして個性豊かな面々が、笑いと妄想に満ちた日々を展開していきます。そんな彼らに訪れるクリスマスの奇跡。
そして阿呆神の正体と、彼が求めるものとは。
まとめ
頭の中の妄想が現実になったかのような不思議な世界へ、緩急を交えた文体で読者を誘いこむ、森見ワールド全開の連作短編集です。
<こんな人におすすめ>
大学生の妄想溢れる不思議でおかしな世界に興味がある
あほらしいがなぜか惹きつけられる話を読んでみたい
森見 登美彦のファン
リンク
制作動画はこちら。
ぬこ
いいねえ〜 学生たちの
妄想と笑いに満ちた日々。
うるさい声が聞こえてきそうだ(笑)
のこ
頭の中の妄想が現実になったかの
ような世界へ誘い込まれる物語ね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。