のこ
こちらは話を聞いただけで
たちまち事件を解決してしまう
ある刑事の母親のお話よ。
ぬこ
すごいなあ。警察でも
手こずっているような
事件なんだろう?
のこ
そうなの。先入観にとらわれず
深い洞察力で真実を見つけ出すの。
ぬこ
すごいなあ!
その推理力、どんなものなのか
ぜひとも見てみたい!
『ママは何でも知っている』
ジェイムズ ヤッフェ (著) ハヤカワ・ミステリ文庫
あらすじ
刑事のデイビットは、毎週金曜日の夜に妻のシャーリィとともに実家へ訪れる。
ママの手料理を食べながら、捜査中の殺人事件の話をすると、ママはデイビットにいくつかの不可解な質問をしたあと、たちまち事件を解決してしまう。
安楽椅子探偵「ブロンクスのママ」が謎を解く8つの短編集。
ホテルの一室で殺されていたブロンドの美女。容疑者は3名。
状況を聞いたママがデイビットにした質問は、殺された女性が口紅を塗っていなかった理由は?殺された時に部屋でついていたテレビの番組は?など一見奇妙な内容。
しかしその質問の答えをもとに、ママは鮮やかに事件を解決するのです。
まとめ
先入観にとらわれない鋭い洞察力と、家族への深い愛情を持つ、魅力たっぷりなママが活躍するミステリ短編集です。
<こんな人におすすめ>
「安楽椅子探偵ミステリー」の名著を読みたい
キャラの立つママが、見事に事件を解決する話を読みたい
ジェイムズ ヤッフェのファン
リンク
制作動画はこちらからご覧いただけます。
ぬこ
こりゃすごい!
ママに頭が上がらなくなるわけだ!
のこ
愛情たっぷりで、人間の
不条理な部分に理解あるところも
その心の広さや大きさを感じさせてくれるわよね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。