『魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?』
森 博嗣 (著) 講談社タイガ
「BOOK」データベースより
チベット、ナクチュ。外界から隔離された特別居住区。ハギリは「人工生体技術に関するシンポジウム」に出席するため、警護のウグイとアネバネと共にチベットを訪れ、その地では今も人間の子供が生まれていることを知る。生殖による人口増加が、限りなくゼロになった今、何故彼らは人を産むことができるのか?圧倒的な未来ヴィジョンに高揚する、知性が紡ぐ生命の物語。
まとめ
人口生命体「ウォーカロン」のシリーズ第二弾。
限りなく永遠の命に近づいた人間にとって「生きている」と「死んでいる」の境界とは。
自然に子供を産む地域で発見した謎の施設が意味するものとは。命題と謎を突きつけられて、次作への続きがとても気になる一冊。
<こんな人におすすめ>
『彼女は1人で歩くのか?』(第1弾)を読んだ人
科学と人類の未来SFに興味がある人
森 博嗣のファン
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