こちらは怪異現象を調査する
「ゴーストハント」シリーズの
第5弾よ。
待ってました!!
今度はどんな調査をするんだ?
人が住んでいない洋館で
次々と人が消えていくの。
そしてこの館には血の匂いがして…
ひええぇ(°◇°;)
今回も怖そう〜〜
『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』 小野 不由美 (著) 角川文庫
あらすじ
高校二年生の麻衣がバイトをしている「渋谷サイキックリサーチ」に、所長である渋谷一也、通称「ナル」の師匠だという女性、まどかから調査依頼が入る。
森の中に立つ洋館で、人が行方不明になるという出来事が起こり、怪奇現象なのかどうかを調べて欲しい、と言う。
ナルたちのほかにも霊能者や心霊研究者たちが招集され、それぞれに調査を始めたが、館にいる人間が姿を消しはじめて…。
人が住んでおらず「幽霊屋敷」と呼ばれている洋館、美山邸。
肝だめしにやってきた若者の一人が失踪し、行方不明に。捜索した消防署員も1名行方不明となり、いまだ見つかっていない。
建物は人が住んでいなかった期間も増築しており、複雑で奇妙なレイアウトになっています。
建物の調査自体に苦戦する麻衣たち。
霊能者の真砂子は「血の匂いがする」と…。
そして調査にやってきたメンバーが一人ずつ姿を消してしまうのです。
とうとう真砂子までも。
まとめ
意味不明な増改築を繰り返す謎。
人嫌いで体の弱かった先代。
そして霊能者といっても様々な種類や降霊の方法があること。
多くの情報で読者の好奇心を満たしつつ、人が失踪していく事件の真実へと近づいていきます。
血塗られた思念は、いくら増築を重ねても閉じ込めておくことはできない。
そんな風に感じる物語です。
<こんな人におすすめ>
増築を繰り返す奇妙な家の謎に興味がある
「ゴーストハント」シリーズのファン
小野 不由美のファン
怪異現象の影には声を出せなかった
人々の恐怖が潜んでいるんだな…
怪異現象の種類や霊能者のタイプなど
いろんな情報も学べるわね。
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