のこ
こちらは『黒猫王子の喫茶店』
シリーズ第4弾よ。
ぬこ
おっ 俺と同じくイケメン猫たちが
活躍する話だな。
今回はどんなことが起きるんだ?
のこ
…。
あるおじいさんから、「自分の死後
猫の世話をしてほしい」と頼まれる
のだけど…。
ぬこ
その猫もイケメンだったりするのかな?
どんな風に解決していくのか、楽しみだぜ!
『黒猫王子の喫茶店 渡る世間は猫ばかり』 高橋 由太 (著) 角川文庫
あらすじ
川越のはずれにある、シックな喫茶店。店長は着物を着た美青年。
彼の正体はなんと黒猫。
この店で働くことになったのは真面目でお人好しの胡桃。
猫の言葉も理解する彼女のもとには、猫にからんだ相談をする人や猫たちがやってきて…。
昼間は猫、夜は美しい青年の姿に変わり、人間に触れられると猫の姿に戻ってしまう。
そんな猫たちとともに喫茶店で働く胡桃のもとに、あるおじいさんから「自分の死後、猫の世話をしてほしい」と頼まれます。
ところがその猫は野良猫で、人に飼われているわけではありません。
首をひねる胡桃に、猫たちはじいさんの息子と話をさせます。
そこには親が子に対する不器用な愛情が隠れていたのです。
まとめ
年老いた親、後継者問題。
近くで見ている猫たちは、人間たちの状況を理解し、受け入れ、解決に向けて策を講じます。
コミカルなやりとりをしつつ、家族の絆を橋渡しする猫たちから、笑いとあたたかな涙をもらえる物語。
<こんな人におすすめ>
美猫&美青年が活躍する話を読みたい
猫と人間の絆を描いた話に興味がある
高橋 由太のファン
リンク
ぬこ
笑わせてくれるのに泣かせてくれる。
毎回楽しませてくれるな(≧∀≦)
のこ
猫なりの視点で人間に示す
愛情が、心を打つ物語ね。
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