「書き続けること」を描く小説家の日常

のこ
のこ

こちらは小説家の日常を描く

『ものするひと』の3巻よ。

ぬこ
ぬこ

この主人公の杉浦紺は

言葉と戯れているようで

おもしろいよな。3巻は

どんな話なんだ?

のこ
のこ

落選の選評に落ち込みつつ、

女子大生のヨサノと親密に

なっていくの。

ぬこ
ぬこ

ヨサノと?

意外な組み合わせだなあ。

杉浦紺は作家としてはどうなって

いくんだろう。

『ものするひと 3』オカヤイヅミ (著)ビームコミックス

あらすじ

賞の落選後、しばらく小説を書いていない杉浦紺。

急速にに距離が近くなった大学生ヨサノとの関係から起こる感情に翻弄されたりしながらも「言葉」と向き合っていく。

落選した賞の選評が頭の中に貼り付き、なかなか書く気になれない紺。

そんな中、自由人な女子大生のヨサノと二人で食事をし、親密になっていきます。

小さなやりとりを重ねていく日常は、自分と彼女との行間が埋まっていくかのようで…。

まとめ

日常の出来事が頭の中に降り積もっていき、あるきっかけから言葉となって流れ出していく。

小説家という人間はその言葉たちを出さずにはいられないものなのかもしれません。

私たちと同じように日常を過ごす小説家は、意外と普通ですごくもないかと思いつつ、その言葉と一緒にいつづけたり離れたりしながらも文章へと押し出していくエネルギーはやはりすごいのだと感じるコミック第3巻、最終巻です。

<こんな人におすすめ>

小説家の日常に興味がある
小説家が文章や文字とどのように向き合っているのかを描いた漫画を読んでみたい
オカヤ イヅミのファン

ぬこ
ぬこ

やっぱり作家は言葉と

仲良しなんだな。

のこ
のこ

日常を様々な言葉に変えて

生み出していく作家という

仕事のすごさがよくわかるマンガね。

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