こちらは「マスカレード」
シリーズ第3弾。新田刑事と
ホテルコルシアの山岸尚美が
再びタッグを組むの。
おお!あの名コンビが!
今度はホテルで何が起こるんだ?
ホテルでのカウントダウン
仮装パーティーに殺人犯が
現れると言う予告状が届いたの。
仮装!しかもパーティ!!
そんな状況で果たして
犯人が見つかるのか!?
『マスカレード・ナイト』 東野 圭吾 (著) 集英社文庫
あらすじ
練馬のマンションの一室で、若い女性の他殺死体が発見された。
そして警視庁に密告状が届く。
その内容は、12月31日にこの殺人事件の犯人がホテル・コルシア東京のカウントダウン・パーティ会場に現れる、というもの。
新田は潜入捜査のために再びフロントに立つ。
コンシェルジュとなった山岸尚美は、お客様の対応に追われていた。
400人以上もの仮装したパーティ客の中から犯人を探し出すことができるのか。
ネットによる匿名の通報で発見された女性の死因は、電気コードを体に貼り付け電流を流されたことによる感電死でした。
警視庁に届いた密告状により、再び潜入捜査に駆り出された新田ですが、パーティの内容を聞いて唖然とします。
規模は数百人、しかも仮装のため、素顔も見えない。
警察は何とかして不審者を見つけ出そうとしますが、その行きすぎた行為からホテル側と衝突します。
一方、コンシェルジュとなった尚美は、お客様のリクエストに応えるべく頭をフル回転させ、あらゆる手を使います。
新田との会話からヒントを得、また新田も尚美との会話から事件解決の糸口を掴みます。
まとめ
お客様の複雑に絡んだ事情と犯人が見せる面の狡猾さに思わず唸ります。
パーティが近づくにつれ高まっていく緊張感と少しずつ明らかになっていく事実にハラハラドキドキが止まらない、エンターテイメントミステリーです。
<こんな人におすすめ>
大学の腐敗人事を描いた話に興味がある
複雑に絡む権力争いや男女の愛憎を描いた話を読んでみたい
松本 清張のファン
木村拓哉さん、長澤まさみさん出演の映画が9月17日に公開!!
これって犯人役どなたなんでしょうね…?気になるなあ。
Twitterの公式サイトも盛り上がっているようです。
こりゃあみんな犯人に
騙されるだろ!!
新田刑事の活躍が見事だな。
誰もが被っている仮面。
その仮面はどんなものなのかを
考えさせられるわね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。