歴史・時代小説

イラストブックレビュー

1000年かけた恋

『ぬしさまへ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の若だんな、一太郎と、彼を取り巻く妖たちが江戸で起こる事件の謎を解く物語。手代の仁吉が1000年思い続けた恋の相手とは。その切なく一途な想いに胸が締め付けられる物語です。
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口の中で淡雪のように溶けゆく和菓子とは

『雪ひとひら 江戸菓子舗照月堂』 篠綾子 (著)のイラストブックレビューです。神無月。薬売りの親子、富吉が約束を過ぎても照月堂に姿を見せないことを心配するなつめ。そして京都の安吉から兄の噂を聞いたなつめは、驚くとともに、その恋心を理解する自分に気づく。
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ときめき要素満載のお江戸幻想奇譚

『しゃばけ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の一人息子、一太郎は病弱で一年のほとんどを床に伏している状態です。体調がよく感じたある日、こっそり家を抜け出すと殺人現場を目撃。若だんなを取り巻く妖たちと事件に挑みます。
イラストブックレビュー

人の「老い様」に学ぶ己の生き方とその道筋

『銀の猫』朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。江戸で「介抱人」を勤める二十五歳の咲。老人たちの身の回りを世話しているうちに様々な生き方や家庭の事情、それぞれが抱く老いへの思いに触れ、自身の生き方を振り返る。「老い」について考えさせられる、感動の物語。
イラストブックレビュー

ほおずきが結ぶ縁はどこにつながっていくのか

『ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂』篠綾子 (著) のイラストブックレビューです。順調に売り上げを伸ばす照月堂とは対照的に、客足が遠のいている氷川屋。この氷川屋の職人菊蔵は照月堂へと移るべきかと身の振り方を悩みます。そんな菊蔵への恋の予感に戸惑うなつめですが…。
イラストブックレビュー制作動画

自分の居場所は自分で作る!

『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』 宮本紀子 (著)のイラストブックレビュー制作動画です。幼い頃、病弱のため品川で暮らしていた里久が帰ってきた。里久の言動や振る舞いに、母や妹は戸惑うばかりで…。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみ下さい。
イラストブックレビュー

幸せを運ぶ菓子職人への道を目指して

『びいどろ金魚』 篠綾子 (著) のイラストブックレビューです。照月堂の主人・久兵衛が作り出す主菓子も好評で、来たる夏へ向けての主菓子を考えるなつめ。友のしのぶと出かける上野、主人の息子たちが通う寺子屋の師匠のお宅。あらゆる場所で目にする者がなつめの菓子づくりへのアイデアへとつながっていき…。
イラストブックレビュー

激流の中でも決して自分を見失わず

『あきない世傳金と銀 2(早瀬篇) 』高田 郁 (著)のイラストブックレビューです。14歳になった幸は、なんと若旦那と結婚することに。しかし若だんなの素行や店の売り上げに悩まされ、そして周囲からの冷たい目線に耐える幸ですが…。
ブックレビュー

生きて朽ちていく姿から学ぶこと

『銀の猫』朝井まかて(著)のブックレビューです。嫁ぎ先に離縁され、「介抱人」として身を立てるお咲。お年寄りの身の回りの世話をするお咲は、きつい思いをしながらもある思いを胸に介抱人の仕事にのぞみます。
イラストブックレビュー

めっちゃ腕が立つ、超怠け者の忍び

『忍びの国』和田竜(著)のイラストブックレビューです。真面目にやるのは大嫌い、お金のためなら裏切りも厭わない。クセも腕っ節も人一倍強い伊賀の忍び・無門。そんな無門が織田軍との戦いに挑む。迫力の戦闘シーンに手に汗握り、無門が人として大切なものに気づくラストには号泣する物語。