講談社文庫

イラストブックレビュー

超人的な能力を持ちながら感情が欠落した男の正体とは

『脳男 新装版』 首藤 瓜於 (著)のイラストブックレビューです。愛知県愛宕市で起こった連続爆破事件の共犯容疑で連行された鈴木一郎、二十九歳。精神鑑定医・鷲谷真理子と刑事・茶屋は彼が無実だと確信するが、鑑定中の愛宕医療センターで次々と爆弾による爆発が起こる。鈴木一郎は果たして爆破事件の犯人なのか。
イラストブックレビュー

ノンストップの誘拐ミステリに挑む!!

『七日間の身代金』 岡嶋 二人 (著) のイラストブックレビューです。歌を歌う千秋と、作曲・伴奏を担当する要之助のカップルはプロデビューを目指している。ある日、千秋の友人から弟と繊細の息子が誘拐されたと相談される。
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それは正義なのか?生徒を守る「ガーディアン」とは

『ガーディアン 』 薬丸 岳 (著)のイラストブックレビューです。英語教師の秋葉が赴任した石原中学は、いじめも少なく、問題を起こす生徒もいないが、長期欠席する生徒が増え続けていた、不審に思い調べはじめた秋葉は背後に生徒たちの「自警団」が存在することを知る。
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新聞記者がたどり着く衝撃の「真実」とは

のこ こちらは、過去の誘拐事件に ついて追っているうちにたどりついた 「ある真実」を描く物語よ。 ぬこ その誘拐事件は未解決だったのか? のこ そうなの。あるテーラーの主人が 家であるテープを発見。そこに...
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言葉にできないものを言葉にしてくれるエッセイ

『二度寝とは、遠くにありて想うもの』津村 記久子 (著)のイラストブックレビューです。国籍を問わず道を尋ねられる「道訊かれ顔」を持ち、布団が好きすぎるあまりついには話しかけ、「いい年」という言葉に萎縮する。庶民派・芥川作家が綴る、味わい深い日常エッセイ。
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数理論理学で推理を「検証」すると・・・?

『恋と禁忌の述語論理』井上 真偽 (著)のイラストブックレビューです。女子会で起こった事件は、果たして事故か、殺人か。そして、その犯人は?大学生の森帖詠彦と母方の叔母の硯(すずり)は数理論理学を用いて「毒殺」か、「事故死」かを証明することができるのか。
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天才ミステリー作家が「被害者」を解き明かす

『被害者は誰?』貫井 徳郎 (著) のイラストブックレビューです。豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか。警視庁の桂島刑事が向かったのは、大学の先輩であり、その端麗な容姿と優れた頭脳で人気のミステリー作家、吉祥院慶彦のマンション。
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その場所はとても遠く感じるが近くにあるのかもしれない

『やがて海へと届く』彩瀬 まる (著)のイラストブックレビューです。真奈の親友であるすみれは、ひとり旅に出かけた先で震災に遭い、消息を絶った。三年がたち、すみれの恋人、遠野から「形見分けをしたい」と切り出され、反感を覚える真奈だが。
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糖質は悪!?料理研究家VS大手企業の結果は

『甘い罠』鏑木 蓮 (著)のイラストブックレビューです。ヘタなタレントよりも美しい容姿を持つ、料理研究家の水谷有明は、和食レストランチェーンのメニュー監修を依頼された。糖質制限食を中心にしようとしたところ、社長と意見が真っ向から対立。
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軽快なリズムが心地いい ライトミステリ短篇集

『シュークリーム・パニック』倉知 淳 (著)のイラストブックレビューです。メタボを克服するための体質改善セミナーに参加した4人の中年男性。絶食を強いられた過酷な環境の中、インストラクターが買ったシュークリームが紛失。犯人はいったい誰なのか。