光文社文庫

イラストブックレビュー

「残業税」から見えてくる日本社会と働き方

『残業税』小前 亮 (著)のイラストブックレビューです。残業をすればするほど税金を取られる「時間外労働税」が導入され、人々の働き方は変化した。しかし、脱税を試みる手合いは後を絶たず。労基省職員の凸凹コンビが奮闘する。
イラストブックレビュー

その距離感が心地良い 男四人旅

『敬語で旅する四人の男』麻宮 ゆり子 (著) のイラストブックレビューです。友人でもなく、仲良しでもないのになぜか一緒に旅に出る4人の男たちの、付かず離れずな距離感が心地よい連作短編集。
イラストブックレビュー

ほろ苦い後味がジワリと染みてくる短編集

『素敵な日本人』東野 圭吾 (著) のイラストブックレビューです。季節の行事をテーマにした4編と、異色のミステリ5編を収録した短編集。
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なにかを残そうとする行動、それが人間が存在する意義だ。

『優しい死神の飼い方』知念 実希人 (著)のイラストブックレビューです。ホスピス「丘の上病院」に、犬の姿になって派遣された死神のレオ。患者たちの未練を解き放ち、魂を「我が主様」に送り届ける仕事だ。それが、この場所で起きた過去の事件を解決せねばならないことに…。
イラストブックレビュー

本が人をつなぐ 人が本をつなぐ

『だいじな本のみつけ方』大崎 梢 (著)のイラストブックレビューです。本が好きな中学生の野々香は、ある日学校で書店のカバーがかけられた文庫本が置いてあるのを発見。誰かの忘れ物かと中を見てみると、それは大好きな作家の発売前の新刊だった!
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セーラー服を着た美しきテロリスト

『屋上のテロリスト』知念 実希人 (著)のイラストブックレビューです。1945年8月15日。ポツダム宣言を受託しなかった日本は、その後東西に分断された。そして七十数年後の今。彰人は自殺しようとやってきた学校の屋上で不思議な少女、沙希に「バイトしない?」と持ちかけられる。
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子どもの心をときほぐすのは、ぶたのぬいぐるみ

『学校のぶたぶた』矢崎 存美 (著)のイラストブックレビューです。見た目は可愛い豚のぬいぐるみ、中身は分別ある中年男、山崎ぶたぶた。中学校のカウンセラーとなった彼は、生徒たちの心の悩みに耳を傾ける。
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「食事」から伝わる日常の大切さ

『キッチンぶたぶた』矢崎 存美 (著)のイラストブックレビューです。洋食屋で腕をふるうのは、なんとぶたのぬいぐるみ。その名も「山崎ぶたぶた」さんのどこか懐かしい味は、訪れる客に、見えていなかった何かを気づかせてくれるのです。心がほっこりと温かくなる物語です。
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心に沁みる 食卓の景色

『ぶたぶたの食卓』    矢崎 存美 (著) 光文社文庫 「BOOK」データベースより 見た目は愛らしいぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶた。彼が作る料理は、どこか懐かしく切ない思い出の味だ。大好きだった祖母が作...
イラストブックレビュー

ぶたのぬいぐるみが主人公だって!?

『ぶたぶた日記』矢崎存美(著)のイラストブックレビューです。カルチャースクールのエッセイ講座に現れたのは、なんとぶたのぬいぐるみ!?戸惑う周囲の人たちが次第にぬいぐるみのぶたぶたさんと心を通わせていく、心あたたまる物語です。