『優しい死神の飼い方』 知念 実希人 (著) 光文社文庫
あらすじ
ホスピス「丘の上病院」に、犬の姿になって派遣された死神のレオ。患者たちの未練を解き放ち、魂を「我が主様」に送り届ける仕事だ。それが、この場所で起きた過去の事件を解決せねばならないことに…。
死を待つ患者たちが抱える「未練」とは
患者たちは様々な未練を持っていて、かつ残りの時間が限られています。そこへ「肉体なんか魂の入れものにすぎない」という考えの死神が患者の夢に介入し、それは本当に「未練」なのか本人に考えさせ、次の行動を促します。
まとめ
ツンデレ&上から目線で見た目が犬のレオが、人間に深く関わり、様々な感情を得ていきます。ベースに「死」テオいうテーマを置きながら、「生きる」ことの真理をいくつも学ぶことができる、心に残る物語です。
<こんな人におすすめ>
死神の話に興味がある
ホスピスに興味がある
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