ミステリー

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移動図書館は本と謎を運ぶ

のこ こちらは移動図書館のスタッフが 巡回先で起こる不思議な謎に挑む ミステリーよ。 ぬこ 移動図書館か。いったいどんな 謎が起こるんだ? のこ 本の中に写真を挟んだまま返却 してしまった利用者が現...
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江戸川乱歩作品が現代バージョンで華麗に舞い降りる

『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』歌野 晶午 (著) のイラストブックレビューです。人気作家、原口涼花の携帯に、一通のメールが送られてきた。そこにはたったひとこと、「ますますご活躍のようで(笑)」とある。その日から、執拗にメールが送られはじめ、どうやら日常がのぞかれていることに気づいた涼花がとった行動とは。
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本がつなぐ人との絆に胸が熱くなる物語

『背表紙は歌う』 大崎 梢 (著) のイラストブックレビューです。中堅の出版社、明林書房の新人営業・井辻智紀は、今日も注文書を抱えて書店をまわっている。しかし、取次会社の社員には辛辣な言葉をかけられ、作家が直接書店に訪れる「書店まわり」の直前に何やらトラブルの気配が…。本と書店を愛する全ての人に捧げるミステリ短編集、第二弾。
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医療界の闇を描く、背筋が凍るミステリー

『テロリストの処方』 久坂部 羊 (著) のイラストブックレビューです。裕福な患者を相手に高額な治療費で利益を得る「勝ち組医師」を狙った連続テロ事件が発生。現場には「豚ニ死ヲ」という言葉が残されていた。医療界の改革を目指す狩野のもとにも脅迫状が届く。同期生で医事評論家の浜川は、テロの関連が疑われる同期生、塙の行方を捜すのだが。
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書店営業に興味のある方はぜひ!これを読めばよくわかる

『平台がおまちかね』  大崎 梢 (著) のイラストブックレビューです。中堅の出版社、明林書房の新人営業、井辻智紀は、今日も書店へと向かう。ところが自社本をたくさん売っている書店を尋ねたら店長に冷たくあしらわれ、文学賞の受賞式には受賞者が会場に現れず…。本を愛する全ての人に贈る、ハートフルミステリー短編集。
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複雑に絡み合った線が一気にほどかれる快さ

『青光(ブルーライト) 』柴田 よしき (著) のイラストブックレビューです。青い電飾が遺体のそばに巻かれているという連続殺人事件が東京を震撼させていた。同じ頃、作家でありブルーライト探偵所長でもあるユナのもとに、女友達の秋子から助けを求めるメールが届く。一方、探偵社で依頼を受けた身辺調査が、連続殺人とのつながりを見せて…。
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名探偵は映画オタクのひきこもり!?

『キネマ探偵カレイドミステリー』斜線堂 有紀 (著)のイラストブックレビューです。留年の危機に瀕する私立大学文学部の奈緒崎は休学中の秀才、嗄井戸高久を大学に連れ戻すことができたら、留年の決定は取り消す、と提案される。しかし嗄井戸は、映画鑑賞に没頭し、家から出る気配はない。そんな中、街の小さな映画館「パラダイス座」をめぐる火事騒動が。
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被害者は誰?あなたもきっと騙される

『ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係』真梨 幸子 (著)のイラストブックレビューです。警視庁生活安全総務課、ストーカー対策室、特別対策ゼロ係には、多くのストーカー被害の相談事案が持ち込まれる。相手のことを知りたい、近づきたいという衝動を抑えることのできなかった者たちが迎える結末とは。
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家族だからこそ、心の底でくすぶり続ける消せぬ思い

『血縁』 長岡 弘樹 (著) のイラストブックレビューです。初老のコンビニ店長が、コンビニ強盗にナイフを突きつけられた。その時鳴り響いた電話の音に「でていいか」と書いて示したが強盗はメモを見ても答えなかった(「文字盤」)。血の繋がりゆえに起こる犯罪を情感豊かに描く7つのミステリー短編集。
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「そうきたか!!」と思わず唸るミステリー短篇集

『どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉』のイラストブックレビューです。ミステリー作家、綾辻行人のもとには、さまざまな「奇妙」な問題が持ち込まれる。後輩、作家の先輩、編集者の妻などから出される「犯人当て」とその謎解きを、推理作家はできるのか。