『アリバイ崩し承ります』 大山誠一郎 (著) 実業之日本社文庫
あらすじ
新人刑事である僕は、時計の電池を交換してもらおうと、時計店を訪れた。その店には「アリバイ崩し承ります」「アリバイ探し承ります」と書かれた張り紙が。二十代半ば、小柄で色が白い女性店主に、半信半疑である事件の容疑者のアリバイについて話して見たのだが。
鉄壁のアリバイを崩すことができるのか?
女医を殺害したと考えられる被害者の元夫には、犯行時刻当時、友人らと居酒屋にいたという完璧なアリバイがあった…。動機や状況は元夫が犯人であることを明確に示しているのに、ありがいが崩せない。困り果てた新人刑事の僕は、張り紙の言葉に引き寄せられます。若い女店主は刑事の話にじっと耳を傾け、いくつか質問したあと「時を戻すことができました」とアリバイを見事に崩してみせるのです。
まとめ
アリバイに特化した7つの事件や謎。それは緻密であったり、さらに一段深いところに理由があったりと、実にバリエーションに富んでいます。謎解きが得意な方も、そうでない方も、謎解きの面白さを堪能できるミステリー短編集です。
<こんな人におすすめ>
アリバイのバリエーションが豊富なミステリーに興味がある
アリバイ崩しの謎に挑んでみたい
大山誠一郎のファン
ドラマも好評でしたね。浜辺美波ちゃん、かわいいです♪
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