言葉にできない、たくさんの思い

『ポニーテール』  重松清(著) 新潮文庫

「BOOK」データベースより

小学四年生のフミと、六年生のマキふたりは、お互いの父と母の再婚できょうだいになったばかり。おねえちゃんと仲良くなりたいフミだったが、無愛想なマキの心がわからずに泣いてしまうことも。マキはマキで新しくできた妹に戸惑っていた。そして、姉妹を見守る父と母も、「家族」の難しさに、迷ったり、悩んだり…。四人家族ひとりひとりの歩みを見つめた、優しさあふれる物語。

親の再婚により、新たに「姉妹」となった二人の少女

反抗期でぶっきらぼうな姉と恥ずかしがり屋で気の小さな妹。

親の再婚で姉妹となった六年生と四年生の二人の女の子。

姉への憧れ、拒絶されているのでは、という不安。以前との環境の変化。

まとめ

子供たちの細やかな気持ちの動きに寄り添い、優しく包むような目線で描かれた、心があたたかくなる物語です。

<こんな人におすすめ>

思春期の少女の物語を読みたい
重松清が好き
家族の物語を読みたい

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