「暗殺の共演」の幕は切って落とされた

『探偵が早すぎる (下)』 井上 真偽 (著) 講談社タイガ

あらすじ

亡くなった父から継いだ遺産を狙って、女子高生の一華を亡き者にしようと、親族たちが彼女を狙う。父の四十九日の法要で一華暗殺を実行するべく機会を伺う親族たちと、事件を起こさせない探偵が対決する。

親族たちの企みと探偵の推理

アレルギーやハロウィンイベントを利用した一華暗殺は、事件が起こる前に阻止する探偵・千曲川によって防がれました。次に親族が一華を狙うのは、父の四十九日の法要。千曲川は現場に張り込み、一族を一網打尽にするというのですが…。

お経をあげる寺で、納骨する墓地で、会食をするホテルで、あらゆる手法を用いて、一華をの命を狙う親族たち。千曲川は彼らを完全に抑え込むことができるのでしょうか。

まとめ

緻密、意外性、論理性と様々な暗殺計画が休む間も無く登場します。千曲川が推理を披露する際に、一部のセリフを繰り返すのが印象的。その個性に、より強い存在感を持たせています。構成、キャラクターなど細部の細部まで隙なく練りこんだ、最高のエンターテイメントミステリーです。

<こんな人におすすめ>

次から次へと仕掛けられる暗殺をその場で解決していくミステリーを読んでみたい
予想外なトリックで暗殺を仕掛けるミステリーに興味がある
井上 真偽のファン

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