『金曜日の本屋さん』 名取佐和子 (著) ハルキ文庫
あらすじ
とある小さな駅の中にある本屋は、”読みたい本が見つかる本屋”らしい。そんな情報を聞きつけた大学生、倉井史弥は父から借りて無くしてしまった本を求めに訪れる。
不思議な本屋さんでの出会いとそこで起こる出来事
ゆるふわ系テンション高めな女性店長、オラオラ系オーナー、カフェも担当し、美しくて無口な男性店員。このクセのある人物たちに対して、主人公は地味。今時の若者らしく、一歩引いた様子で、しかし濃くも結束の固い彼らに羨ましさも感じています。
地味な主人公、倉井くんが書店員メンバーやお客、それから本を通して一つ一つ、今までできないと思い込んでいた鎧を脱いでいくのです。
まとめ
そして、この本屋は読む者の「思い」を見つけてくれるような、そんな本を提供してくれる、夢のようなほんやさんなのです。
<こんな人におすすめ>
本と本屋が好き
ブックカフェが好き
自分に合った本を薦めてくれる店員さんに会いたい
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