「死んだ者」にしかできない仕事がある

『警視庁特任捜査官 グール』

鷹樹 烏介(著)  宝島社文庫

あらすじ

様々な理由から、殉職を偽装し、この世に存在しない人間となった元警官たちにより構成される組織「互助会」。彼らは超法規的手段により、警察の手が届かない悪の組織に立ち向かう。常識の通用しない相手を予想外の方法でねじふせる、異色の警察ミステリー。

死人で構成された組織「互助会」が悪の組織に立ち向かう

中国を母体とした組織が日本のヤクザと手を組み、東京を麻薬汚染の一大拠点にしようとしていました。そこへ、互助会のメンバーである武闘派の黒澤、冷静な伊藤、ハッキング担当の「魔法使い」で攻め込んでいきます。この悪の組織について、ある情報を知った男を護るよう、上から指令を受けた互助会のメンバーは、あらゆる手段を講じて戦いを繰り広げます。殺すか殺されるか。どこから攻撃を仕掛け、また仕掛けられるのか。

まとめ

この世にない存在という絶望的な孤独を抱えながら闇を駆け抜け、光を守る。そんな彼らが活躍するサスペンス・ミステリーです。

<こんな人におすすめ>

ルール無用で闘う警察を描いた話に興味がある
「日本の警察」の概念を覆すような物語を読んでみたい
鷹樹 烏介のファン

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