埼玉県民は広い心を持っているのだよ

『このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉』

魔夜 峰央 (著)　　宝島社

あらすじ

『パタリロ』で知られる魔夜峰央の伝説の作品、『翔んで埼玉』。強烈な埼玉ディスりぶりに県民はもう笑うしかない！？

「埼玉から東京に行くには通行手形がいる」「一生に一度は三越に行くのが埼玉県民の夢」…。東京都よりも数段の文化の遅れと貧しさの埼玉県民は、東京都民から忌み嫌われているのです。

まとめ

設定が細かい部分までしっかりしているのと、魔夜先生の耽美なイラストで埼玉県出身者も楽しく読み進められます。

シニカルな笑いが満載で、さすが「パタリロ」の作者だなと感じます。ディスっているけどハイセンスでおもしろい。

そしてその面白さを理解して楽しんでいる、広い心を持った埼玉県民がこの作品のヒットを支えて支えているのですね。

＜こんな人におすすめ＞

埼玉がどんなにひどく扱われているかちょっと見てみたい
笑えるマンガが好き
魔夜 峰央のファン

映画も話題になりましたね〜。

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村

書評・レビューランキング イラストブックレビュー制作動画