今生に意味はない!?全く新しい70歳の生き方論

のこ
のこ

今生に意味はない。

ぬこ
ぬこ

えっΣ(oдΟ;)

のこ
のこ

人が生きることにも死ぬことにも

意味はない。

ぬこ
ぬこ

えええっっ(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!

のこ
のこ

…ということをベースに述べられている

70歳からの生き方論がこちらよ。

ぬこ
ぬこ

び、びっくりした〜(;´Д`)

『70歳からの世界征服 』  

中田 考 (著), 田中 真知 (著), 矢内 東紀 (著) 百万年書房

概要

人は必ず死に、この宇宙の中には善悪も、意味も、目的もありません。この世界の中で、人が生きることにも死ぬことにも意味はなく、世の中で良いと言われていることも、悪いと言われていることも、そう言っている人の好き嫌いでしかありません。

イスラーム法学者である著者が、こんな衝撃的な言葉を並べつつ、こうした考えに基づき、今の時代を老人たちはどう生きるべきかを提言します。

「今の時代」だからこそ老人の生き方

「死に方入門」「老人と新型コロナウィルス」「姥捨山から蜂起せよ」「70歳からの世界征服」という四つの章に分け、各章ごとに老人としての考え方や生き方をアドバイス。各節には「老人に活躍の場はいらない」「回復も自立も目指さない生き方だってある」など刺激的なタイトルが並びます。

まとめ

「今生に意味はない」とする著者は、一歩引いて世界を眺めています。

そんな小さな、まして老いていく者(著者自身も70歳)は、自分探しだなどと余計なことに金を使うのではなく、若者のために金を使え、と言います。

幸福感は人の役に立った時に感じるため、結果として自分のためにもなるということです。

「生きがい」という荷物を下ろし、身軽になって生き、死んでいく。

読めば心が軽くなり、「老い」や「死」が自然の一部として受け入れられるような気がする一冊です。

<こんな人におすすめ>

イスラム教の考え方に興味がある
自分が高齢になった時どうなるのか不安
「生きがい」とはなんだろうと考えている

ぬこ
ぬこ

現状に縛られすぎるなってことか。

のこ
のこ

もっと力を抜いて老人としての

生き方を楽しむといいのかも

しれないわね。

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