2020-11

イラストブックレビュー

粋な新橋芸者の軽快ミステリ

『女は帯も謎もとく』小泉 喜美子 (著) のイラストブックレビューです。築地生まれの築地育ち、粋な新橋芸者の「まり勇」はハードボイルドなどの海外ミステリが大好き。忙しいお座敷の合間に起きる事件に推理を働かせる。築地を舞台にした都会は連作ミステリ。
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あなたの脳はひらめく力を持っていますか?

『退屈すれば脳はひらめく―7つのステップでスマホを手放す』のイラストブックレビューです。何気なくスマホをいじるその行動があなたの思考やひらめきを奪っている。誰もが持つ空想力や創造性を取り戻すための、クリエイティブな「退屈タイム」を生み出す7つのステップを紹介。
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人類の足掻く様を地球の外から眺める

『彼女がエスパーだったころ』宮内悠介 (著) のイラストブックレビューです。100匹目の猿、エスパー、オーギトミー、代替医療。科学では証明仕切れない超常現象を通して、人間は再発見されるのだ。進化を、科学を、人間を疑え。
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ゴミに埋もれた悲痛な心の叫び

『傘寿まり子(6)』おざわ ゆき (著)のイラストブックレビューです。ウェブ雑誌を立ち上げたまり子は、かつてのカリスマ作家、小桜蝶子に仕事を依頼し、順調なスタートを切ったと思われた矢先、蝶子のゴミ屋敷により予想外のトラブルが発生する。
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古びた洋館に人々が集まった理由

『シェアハウスかざみどり』名取 佐和子 (著)のイラストブックレビューです。好条件の期間限定シェアハウスキャンペーンで集まった年齢もバラバラな4人の男女。自分たちが集まったのは偶然なのか、それとも…?
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決して融合することのない世界が人の心にもたらすものとは

『プラネタリウムの外側 』早瀬 耕 (著)のイラストブックレビューです。依理奈は、友機素子コンピュータで会話プログラムを開発する南雲教授のもとを訪れ、亡くなったもと恋人であり友人でもあった圭との会話を再現するのだが。
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人と「違う」という部分に向き合う家族の物語

『ロボット・イン・ザ・ファミリー』デボラ インストール (著)のイラストブックレビューです。目の前に捨てられていた、黄色いゴム手袋をはめた筒型ロボット・フランキーと暮らしはじめたベン一家。フランキーは何の目的で作られ、どこからやってきたのか。
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妖しくも美しい刺青に囚われた人間たちのドラマ

『刺青殺人事件 新装版』高木 彬光 (著)のイラストブックレビューです。大蛇の刺青を背中に入れた女性、絹枝に誘われ、彼女の家を訪れたもと軍医、松下研三が見たものは。胴体のない死体、完全密室での殺人事件。名探偵・神津恭介の推理とは。
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「引き寄せなんて私にはムリ…」と思う人ほど試す価値アリ

『マンガでわかる ネガティブでも叶う すごい「お願い」』MACO(著)のイラストブックレビューです。引き寄せアドバイザー・メンタルコーチのMACO。彼女のもとに家族や友人、知人などから様々な相談が寄せられます。人生に役立つ引き寄せのメソッドをマンガで解説。
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最高の思いつきは地獄への第一歩?

『あなたに似た人〔新訳版〕 II 』ロアルド・ダール (著)のイラストブックレビューです。植物の「声」を聞くことができる機会を発明した男が耳にした音とは。日常の中にぽっかりと口を開けて待ち受ける非日常の世界を描く短編集。