のこ
こちらは代書屋を営む
「ツバキ文具店」の続編よ。
ぬこ
おっ その後のポッポちゃんは
どんな風に暮らしているのかな。
のこ
ミツローさんと結婚して、
QPちゃんの母として幸せに
暮らしているのだけど、後妻ならではの
葛藤などもあるの。
ぬこ
なるほどねえ。そのへんを
代書業も営みつつ、ポッポちゃんが
どう解決していくのか注目だな。
『キラキラ共和国』 小川 糸 (著) 幻冬舎文庫
あらすじ
鎌倉で文具店を営む鳩子のもとには、今日も様々な代書依頼が入ります。
ミツローさんと結婚して妻となり、QPちゃんの母となった鳩子は日々の小さな幸せやトラブルから、祖母や母に思いを馳せ、難しい代書もこなしていきます。
鳩子もミツローさんもそれぞれに店を持つ身であるため、別居婚からスタートしたふたり。
鳩子はQPちゃんのことが愛しくてたまらなく、その母性のあふれ具合にこちらも目を細めてしまいます。
ミツローさんの実家への挨拶、亡き前妻の美雪さんへの思いをどうしたら良いのか、など新しい家族としての悩みや葛藤も生まれてきます。
まとめ
しかし、QPちゃん、ミツローさん、美雪さんという家族をまるごと好きになって愛していくと決めた鳩子の心の大きさは、依頼者をまるごと理解するという代書の仕事ゆえのものなのかもしれません。
子供の成長や、状況の変化に応じて形を変えていく家族の幸せが細やかに描かれた、心あたたまる物語です。
<こんな人におすすめ>
「家族」を新たに築いていく話を読みたい
亡き夫からの詫び状とはどんなものか読んでみたい
小川 糸のファン
リンク
ぬこ
愛が溢れていてこちらまで
ニコニコしてしまうな〜・:*:・(*´∀`*)・:*:・
のこ
子供の成長など、変化に応じて
家族の幸せも変わっていくのよね。
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