『ロボット・イン・ザ・ガーデン』
デボラ インストール (著) 小学館文庫
あらすじ
AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする時代の、イギリス南部の村の物語。キャリアウーマンの妻エイミーと、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で何もせずクラス夫のベン。
ある朝ベンは自宅の庭で壊れかけのロボット・タングを見つける。タングを直すため、タングの製作者を探そうと二人で旅に出る。
タングのために一念発起するベン
何もしようとしてこなかったベンが、タングのために必死に行動を起こします。タングはアンドロイドと違って教えたことを学び、応用しますが、理解できなかったり怖い思いをすると、キーキーと大声をあげて癇癪を起こすことも。
まとめ
ベンが訪れる先々でのアンドロイドやロボットの扱われ方も異なっていて興味深いです。ベンとタングの関係は、ほのぼのとした親子のような友人のような。とにかく互いに「大好きで大切」が伝わる、ほっこりする物語です。
<こんな人におすすめ>
近未来の話が好き
アンドロイドが実用的な世の中に興味がある
成長する知能を持つロボットのを読んでみたい
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。