『ぐうたら旅日記 恐山・知床をゆく』 北大路公子 著 PHP文芸文庫
「BOOK」データベースより
「旅は嫌いだ。とにかく面倒だ」というキミコが、恐山を二度も訪ねた理由とは?四時間並んでしみじみわかったイタコの口寄せの全貌とは?知床や網走の秘境ではしゃぐ男女にかけた呪いとは?北のパワースポットで妄想を膨らませつつ、暇さえあれば飲んでばかりの珍道中に思わず笑いが込み上げる。摩訶不思議な掌編小説「ぐうたら夜話」五編も収録。著者撮影の写真入り旅エッセイ、待望の文庫化!
個性豊かな酒呑みたちの旅
旅に参加するメンバーの皆さんも個性豊かな方々が勢揃い。それぞれが交わすやりとりはもはやコントと化しております。
まとめ
時折挟まれる作者の妄想もいいスパイスとなって、絶妙のハーモニーを醸し出します。酒呑みってホントにいいですね。「なんじゃそりゃ!」とツッコミを入れながら楽しく読めるエッセイです。
<こんな人におすすめ>
酒好きの人
きっちりするのが苦手な人
またはいい加減、適当な行動にあこがれる人
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