『ひなこまち』 畠中 恵 (著) 新潮文庫
あらすじ
江戸の大店の一人息子であり、病弱な若だんなが妖たちと街で起こる不思議な出来事を解決する「しゃばけ」シリーズ第11弾!!
長崎屋が助けを求められた!?
長崎屋へ舞い込んだ木札。そこには「お願いです、助けてください」と書かれているが、誰が書いたのかわからない。なんとか力になりたいと思う若だんなに、次々と不思議な困りごとが持ち込まれる。
斬り殺されそうになる噺家の正体は、実は悪夢を食べる貘。この貘が悪夢を食べなくなったからさあ大変。江戸の町は怪しい出来事が次々に起こって大騒ぎになります。
まとめ
妖だってやりたいことがあるし、怖いものもある。妙に人間臭くて親近感を覚えてしまいます。妖たちは身近にいる。そう感じる物語です。
<こんな人におすすめ>
しゃばけの新登場キャラが気になる
『ゆんでめて』に出てきた禰々子が好き
『しゃばけ』シリーズのファン
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