それは、ジワジワくる怖さ…

『仮面同窓会』 雫井脩介 著  幻冬舎文庫

「BOOK」データベースより

青春の思い出を語り合うだけのはずだった。同窓会で再会した洋輔ら四人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。計画通り暴行し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。犯人は俺達の中にいる!?互いへの不信感が募る中、仲間の一人が殺されて…。衝撃のラストに二度騙される長編ミステリー。

かつての同級生の真の顔とは?

仲間が同じ思いを抱いていると信じ、計画を実行する四人ですが・・・。

仮面の下にあるのは本当にかつての友人なのか?友人たちへの違和感と、その理由が明らかになっていく様子はスリル満載です。

まとめ

ラスト50ページは「ええっ!?」となりっぱなし。ガーンと頭を打たれたような衝撃を受けた後、作者にお見事!と思わず唸るミステリーです。

<こんな人におすすめ>

ひんやりしたい人
臨場感あふれる描写が好きな人
怖さでドキドキしたい人

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