『ゴーストハント2 人形の檻』 小野 不由美 (著) 角川文庫
あらすじ
心霊現象の調査を行う渋谷サイキックリサーチに、ある依頼が舞い込んだ。引っ越した洋館でものが消えたり、移動したりするという。
アルバイトの麻衣は所長のナル、助手のリンとともに調査すべく現場へと向かう。
洋館で起こる怪異現象の正体は
立派な洋館の主人は海外におり不在。後妻の香奈、前菜の娘の礼美、依頼者で家主の妹・典子、通いのお手伝い・柴田で過ごしています。
引っ越してきてから、ものが消えるなどの不可解な出来事が。麻衣たちがやってくると、その現象は次第に規模が大きくなってきて…。
まとめ
今回は、科学的にも霊の存在を早々に認めているナル。前回のお騒がせ霊能者メンバーたちも再び集まり、除霊を行います。
しかし、手応えがあってもまた現れ、次第にその力を増していくかのようにも見える霊。その正体と目的は一体何なのか。
真実にたどり着いた時、この恐ろしい現象は、哀しさや苦しみを纏った者の心の叫びであることを知るのです。そんな死者にそっと心を寄せたくなるような物語です。
<こんな人におすすめ>
ポルターガイストを描いた話に興味がある
パワフルな霊と戦う霊能者たちの物語を読んでみたい
小野 不由美のファン
リンク
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。
コメント