のこ
素敵な大家さんがいる
物件てどう思う?
ぬこ
素敵な大家さんてのは大概
猫には優しいものだ。大歓迎だぞ。
のこ
(…そうなの?)
こちらは芸人のカラテカ・矢部さんが
住むことになった建物での、大家さんとの
やりとりを描いたマンガよ。
のこ
上品な大家さんのお茶目な人柄、
矢部さんとの関係性に心があたたかく
なるお話なの。
『大家さんと僕』 矢部 太郎 (著) 新潮社
あらすじ
1階に大家のおばあさん、2階にトホホな芸人の僕(カラテカ・矢部)。一緒に旅行するほど仲良くなった不思議な「2人暮らし」の日々。
戦争を体験し、上品な雰囲気を漂わせる大家さん
戦争を体験し、「ごきげんよう」とあいさつをし、伊勢丹へタクシーでお買い物に出かけるという、高齢ながらも出自の良さが滲み出る大家さん。
そして芸歴の長い芸人でありながら相変わらず非力で、前にグイグイ行くことが苦手な矢部さん。
まとめ
社会的に強いとは言えない2人が依存することなく相手を思いやる姿に胸を打たれます。
これが実話であることにも驚きです。
年の離れた他人同士で、互いに敬意を持って接する。こんな2人の素敵な関係がいつまでも続いて欲しいと思うお話です。
<こんな人におすすめ>
お年寄りが好きだ
ほっこりした話を読みたい
クスッと笑えて、心があたたかくなる話が好き
リンク
NHKでアニメ化されていました。アニメになってもほっこりしたタッチはそのまま活かされていますね。
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ぬこ
すごいな〜 大家さんと住民て
こんなに仲良くなれるものなのか?
のこ
それは2人の人柄によるところが大きいと思うわ。
優しくて思いやりのある素敵な関係よね。