のこ
エスパーやオーギトミーって
知ってる？
ぬこ
名前は聞いたことあるけど。
一時期話題になっていたような。
のこ
こちらはそんな話題となった
科学現象を描いた短編集よ。
ぬこ
その当時と今の見解や扱いなんかは
どう違うんだろうな。興味深いな。
『彼女がエスパーだったころ』 宮内悠介 (著) 講談社文庫
あらすじ
100匹目の猿、エスパー、オーギトミー、代替医療。科学では証明仕切れない超常現象を通して、人間は再発見されるのだ。進化を、科学を、人間を疑え。
猿の生態や、スプーン曲げを行うエスパー、暴力行為抑制のためのオーギトミーなど、現代や近未来をシニカルな視点で描く短編集です。
まとめ
科学では証明できない超常現象や、野生動物の行動に、多くの人々は深く掘り下げずに騒ぎたて、飽きると離れていきます。当事者たちはその出来事をどう感じてきたのか。現象に振り回されて足掻いている人間たちの様子を、地球の外から眺めているような、そんな不思議な気分にさせられる物語です。
＜こんな人におすすめ＞
スマホを常にいじっている気がする
新しいアイディアが以前よりも浮かばない気がする
集中力が落ちているように感じる
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ぬこ
え、なんかジワリと怖い(((;ﾟдﾟ;)))
のこ
騒ぎ立てる周囲とその真ん中に立つ
当事者たち。当事者となるとわからないけれど
離れたところからは結構間が抜けて見えるもの
なのかもしれないわね。
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