のこ
鉄塔の上に男の子が座っているのを
見つけたらどうする?
ぬこ
そりゃ危険だ!
おろそうとするだろ。声かけたりして。
のこ
こちらは、夏休みにそんな男の子を
見つけた中3の男女が体験する
冒険譚よ。
ぬこ
へえ〜。そこからどんな展開に
なっていくのかな?楽しみだ。
『君と夏が、鉄塔の上』 賽助 (著) ディスカヴァー文庫
あらすじ
鉄塔マニアで地理歴史部に所属する、地味な伊達。中3の夏休みの登校日、美人だが行動が破天荒な同級生、帆月から「鉄塔の上に男の子が座っている」と声をかけられる。霊感があるという比奈山も巻き込み、男の子の謎を解き明かそうとする、たった一度の、暑い夏の物語。
羽を取り付けた自転車で空を飛ぼうと屋上から飛びおりる…など何をするかわからない女、帆月。鉄塔マニアの伊達に、謎の男の子について話しかける。幽霊が見えるという、不登校気味でクールな比奈山の三人で謎を探る。
まとめ
友情、ほのかな恋心。冒険とファンタジー。15歳の限界と、それ以上をぎゅっとつめこんだ青春小説です。登場人物の気持ち、言葉、行動がしっかりと設定されていて、彼らが動き回る様子がハッキリと目に浮かんできます。忘れられない15歳の夏の物語です。
<こんな人におすすめ>
中学生の夏の冒険物語を読んでみたい
ファンタジー要素のある話が好き
賽助のファン
リンク
ぬこ
わあ〜 青春だなあ。
夏はなぜか人を大人にさせる…。
のこ
キラキラした情景と、言葉に
できない感情がいっぱいに広がる
青春物語ね。
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コメント