のこ
こちらは奇抜な発想と予想外の展開で、
おかしくも不思議な人生を描く短編集よ。
ぬこ
へえ。例えばどんな話なの?
のこ
ある町の町長が殺されるのだけど
自白してきた犯人が何人も
現れるとか。
ぬこ
何人も?どゆこと??
気になるぜ。
『嘘ばっかり』
ジェフリー アーチャー (著), 戸田 裕之 (翻訳) 新潮社
あらすじ
町長が殺害された事件で、小さな街へ捜査にやってきた刑事。次から次へと犯行を自白する者があらわれ、その数は何と51人に…。早期退職を強いられた銀行員が、顧客の秘密を握り、人生最大の賭けに出たが…。奇抜な発想と予想外の展開で、おかしくも不思議な人生を描く短編集。
町民に嫌われていた町長が殺された。捜査のために町へやってきた刑事のもとへ毎日のように町民が訪れ「町長を殺したのは自分だ」と主張。その数は、町民のほぼ全員にものぼる。さて真犯人は?
まとめ
こんな状況はあり得ない!と思いつつも意表をつく展開に先が気になり、ページをめくる手が止まりません。そして、たどりつく予想外の結末は、ちょっぴり皮肉を含んでいて、驚きを与えてくれるとともに思わずニヤリとしたり、不条理な結果にため息をついたり。人生の不思議さを味わうことができる一冊です。
<こんな人におすすめ>
予想外の結末を描いた物語が好き
奇抜な設定の短編集を読んでみたい
ジェフリー アーチャーのファン
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ぬこ
いくらなんでも51人が
犯人て!!しかも自首!!
のこ
結末が気になりすぎる
短編集ね。
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コメント