のこ
こちらはふと見つけた
夜の床屋から次々と
予想外の展開が起こる不思議な
連作短編集よ。
ぬこ
夜の床屋?冒険とか
ミステリーとかそんなものを
連想するけど。
のこ
そうね、ミステリーでもあるし
ファンタジーでもあるわね。
ぬこ
ええ〜〜
いったいどんな展開なんだろう??
『夜の床屋 』 沢村 浩輔 (著) 創元推理文庫
あらすじ
大学生の佐倉と高瀬は山道に迷い、無人駅へ泊まることになった。だが、深夜に駅前の理髪店に明かりがともっていることに気づいた2人が店の扉を開けてみると…。
夜の11時すぎに明かりがともる理髪店。好奇心を抑えきれない高瀬はその店に入っていきます。一度閉めた店を地元のお客のために、たまに営業しているというこの理髪店。2人はシャンプーをしてもらうことにしました。さっぱりした気分で、無人駅で一晩を過ごした翌朝、2人が耳にしたのは、この町で誘拐事件が起こっていて、その犯人が理髪店に関係しているというのです。
まとめ
表題作をはじめ、不思議で奇妙な事件たちが繰り広げられる連作短編集。連絡とはいえ、最後の話は全く別物のような意外性を持っていて、読者をますます不思議な気分にさせるのです。
<こんな人におすすめ>
深夜に営業する床屋の謎に興味がある
連作短篇集だがジャンルが多岐にわたる話を読みたい
沢村 浩輔 のファン
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ぬこ
わあ 次から次へと
予想外の展開が!!
のこ
いろんなジャンルの要素が
あるのだけど、不思議と
統一感のある物語ね。
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コメント