のこ
こちはら入社5年目のバスガイドが
日々奮闘するお仕事小説よ。
ぬこ
観光バスかあ。困ったお客とか
いそうだよな。
のこ
そうね。ほかにも新人教育を
まかされたり企画を提案したりも
しているわ。
ぬこ
おお〜。新人から中堅に
ステップアップしようというところだな。
応援したくなるな。
『ある日、アヒルバス 』 山本 幸久 (著) 実業之日本社文庫
あらすじ
アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままなツアー客に振り回されたり、突然新人の教育係にされたりと悩みながらも仕事に奮闘する毎日。
さらにアヒルバスを揺るがす大事件も起きて…。
笑いと感動のバスガイドお仕事物語。
入社五年のデコは昭和の歌とピアノが大好きな明るいぽっちゃりさんのバスガイド。
客に十歳以上も年上に見られたり、バス運転手の小田切にやたらちょっかい出されたりしていますが、その明るいキャラゆえのやりとりについ吹き出してしまいます。
まとめ
新人教育係、新企画の提案、会社を揺るがす問題。難題を彼女らしく乗り越えていくたびに、バスガイドという仕事がぴったりと馴染んでいくようです。
アイデアのつまった新ツアーや定番の観光コースの描写から、新旧交えた東京の魅力を再発見することもできる、お得で楽しい物語です。
<こんな人におすすめ>
バスガイドが頑張る、笑えてじんとくる話を読みたい
東京の名所もちょっと知りたい
山本 幸久のファン
リンク
制作動画はこちら。
ドラマ化もされてました。藤原紀香さんが主演!
ぬこ
軽快なやりとりが楽しいな!
なんだか元気が出てくるぜ。
のこ
自分らしく問題を乗り越えて
いく姿がいいわよね。デコちゃんの
成長ぶりも感じられる物語よ。
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