こちらはスーパーおばあちゃんが
活躍する「ひかりの魔女」シリーズ
第二弾よ。
おお!待ってました、ひかりばあちゃん!
今度はどんな人たちを助けていくんだ?
お客が入らない喫茶店を営む女性、
会社をやめさせられた元社長、倒産寸前の
町工場を営む夫婦などね。
どの問題も一筋縄ではいかない
ようだが…。ひかりばあちゃんの
お手並み拝見だ!!
『ひかりの魔女 にゅうめんの巻』 山本 甲士 (著) 双葉文庫
あらすじ
料理が上手、武道の使い手、人をいい気持ちにさせる名人の、スーパーおばあちゃんことひかりばあちゃんが活躍するシリーズ第2弾。
客が入らず閉店間近な喫茶店を営む若い女店主、車内クーデターにより会社を辞めた元社長、倒産寸前の町工場を運営する夫婦など、崖っぷちの人々の前に現れ、その料理や人脈を使って、彼らを笑顔に変えていく。
人通りの少ない商店街で、祖父の喫茶店を継いで細々とやってきた結衣。
接客が苦手なせいか、店の雰囲気が暗いからか、客の入りはいまひとつで閉店を考えていました。
そこへ現れたのがひかりばあちゃんです。
結衣の祖父に選考をあげたあと、聞き上手なひかりばあちゃんに、思わず店の事情を話してしまう結衣。
翌日から喫茶店に少しずつ変化が…。
まとめ
直接指示をするわけでなく、あくまで自分で問題解決の糸口を気づかせようとしてくれるひかりばあちゃん。
押し付けることなく「お役に立ててうれしい」というスタンスで皆の問題を解決していきます。
読み終われば「誰かの役に立ちたい」と思う自分に出会える物語です。
<こんな人におすすめ>
スゴイ影響力を持つおばあちゃんに興味がある
優しい嘘が巻き起こす幸せの連鎖の物語を読んでみたい
山本 甲士のファン
ひかりばあちゃんは、決して表立って助けるのではなく
本人に気づかせて、そっとサポートしているところがすごい!!
さらっと力になっているように見せて
「お役にたてて嬉しい」というスタンス。
ぜひ見習いたいわね。
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