こちらはあるブルワリーで
起こった殺人事件と人間ドラマを
描くミステリーよ。
ブルワリーか!!
毎日うまいビールを作って
飲んでるんだろうなあ〜。
ところが主人公は夫の浮気を知って別居。
家を出て、新しくできたブルワリーで
これまで培ってきた腕を振るうの。
そのブル割rーのタンクの中で死体が発見
されるわ。
なんだか大変な状況だな。
彼女は仕事と家庭と、平穏な生活を
手に入れることができるのか?
『ビール職人の醸造と推理』
エリー・アレグザンダー (著), 越智 睦 (翻訳) 創元推理文庫
あらすじ
多くの醸造所がある、ビールで有名なアメリカ北西部の町、レブンワース。
夫の両親とともに町で一番大きなブルワリーで働いていたわたしは、夫の浮気をきっかけに、新しくオープンするブルワリーで働くことに。
無事に迎えたオープンの翌日、ビールのタンクの中で死体を発見してしまい…。
肉親を知らずに育った私は、夫の両親を本当の親のように慕い、素直に成長している息子を愛し、充実した日々を送っていました。
…夫の浮気現場を発見するまでは。
怒りと嫌悪でいっぱいになったわたしは、弟のつてで新しくオープン予定のブルワリーで働くことに。
店のことやメニューのことなど仕事を純粋に楽しんでいましたが、店で死体が見つかり、どうやら夫にも容疑がかかっているようなのです。
わたしの身の回りにも不穏な空気が漂い…。
まとめ
小さな町のうっとうしさと温かさ、華族の大きな愛情、そしてビールへの造詣が深まることを感じられるミステリーです。
<こんな人におすすめ>
ビールが好きだ
田舎町で起こる人間ドラマとミステリを読みたい
ビールができる工程に興味がある
旦那の両親とはめっちゃうまく
いっているところがまたせつない。
愛情と人情と、そして美味しいビールが
醸し出す絶妙な味わいのミステリーね。
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