こちらは新しいアイデアを出すための
思考の方法や発想のコツについて
解説した一冊よ。
新しいアイデアって
偶然の思いつきなんじゃないの?
その思いつきが形にならないまま
消えてしまうことも多いわね。
そうしたものを具体的な形にして
いくための方法も説明しているわ。
へえ〜。どんなやり方なんだろう?
興味あるな!
『妄想する頭 思考する手』 暦本純一 (著) 祥伝社
概要
人間はいつも「新しいもの」を求めている。日々「誰が先に新しいアイデアを実現するか」という競争にさらされ、そのアイデアを生み出すために多くの人が苦しんでいる。
しかし、アイデアというものは絞り出すものではなく、自分の中から勝手に生まれるもので、「妄想」から始まるのだ。
自分でもよく理解していないこの「妄想」を単なる思い付きで終わらせるのではなく具体的なものにするためにはコツが必要だ。
そうした思考の方法や発想のコツを具体的に解説する。
スマホで使われる「スマートスキン」というマルチタッチインターフェースのほか、数々の「発明」をしてきた著者が解説するアイデアの作り方です。
新しいアイデアは妄想から始まります、将来やくにたつかどうかは本人にもわかっていません。
それを具体的にしていく手法として「わかりやすさ」と「緻密さ」のバランスを整え、やりたいことを一行で言い切る、また言語化して明確にする、などの方法を解説していきます。
まとめ
「役に立つか」「使えるか」ではなく「なにこれ?」といった「妄想」から始まるアイデアがイノベーションを起こします。
先入観にとらわれず、失敗を恐れず、妄想を形にしていく手法は、研究者だけでなくあらゆる業種の仕事にも役に立ちます。
<こんな人におすすめ>
誰にも思いつけないような、新しいことを生み出したい
確実に実現化できるようなアイデアを生み出したい
形にならないようなひらめきを具現化したい
なくなることのないちゅーるの開発。
猫がよろこぶおいしいごはんが永遠に食べられる。
それからそれから…
…。
イノベーションは「妄想」から
はじまるわ。それを支えるための
具現化できる方法も大切よね。
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