こちらはワイン会をきっかけに
ワインの世界を楽しんでいく
女性のお話よ。
ほ〜。ワインの世界とな。
奥深くてはまりそうな
世界ではあるな。
そのきっかけを作ってくれた
人が逮捕されてしまうの。
それでその女性は「自分のかわりに
ワイン会へ参加し、その味を伝えて
ほしい」とその人から頼まれるのよ。
それはまた大変な状況だな。
でもワイン通の人から頼まれるとは
彼女はワインの味をどのように
表現したんだろう?
『東京ワイン会ピープル』樹林 伸 (著) 文春文庫
あらすじ
不動産会社に勤める桜木紫野は、同僚から誘われ、ワイン会に参加し、織田一志というベンチャーの若手旗手と出会う。ワインに対する紫野の感性に興味を持った織田は、別のワイン会に紫野を誘うが、ある事件が起きて…。
はじめて参加したワイン会は今ひとつなまま終了。帰ろうとしていた紫野と織田は、二人で軽く飲む事になり、あるワインを飲みます。それまでワインになじみのなかった紫野の価値観を覆すものでした。素直にその味を表現する紫野に織田は興味を持ち、新たなワイン会に誘いますが、何と翌日、織田が逮捕されたというニュースが。「自分のかわりにワイン会へ参加し、その味を伝えてほしい」という織田からの手紙を受け取った紫野は、そのワイン会に参加し…。
まとめ
堅苦しい事なく、のびのびとワインを楽しむ。見えや虚栄心を取り払い、その場、人、ワインを楽しむ事で広がる新たな世界があります。ワインの多用お制覇人間が一人一人違うことにも似ている。そんなおもしろさを教えてくれる物語です。
<こんな人におすすめ>
ワインの味を一風変わった形で描写する話を読んでみたい
ワインから人間関係や世界観が広がっていく話に興味がある
樹林 伸のファン
映画化もされていました!
へえ〜 なんだかワインを
飲みたくなってくるな。
ワインから世界が広がって
いく様子も楽しめる物語ね。
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