戴国を守るために謀った麒麟の覚悟とは

のこ
のこ

こちらは十二国記

『白銀の墟 玄の月』シリーズ

第三巻よ。

ぬこ
ぬこ

李斎たちが驍宗を

捜しにいったんだよな。

見つかったのか?

のこ
のこ

李斎たちが捜していた男は

すでに死んでいたのだけど

明らかにされていない情報もあったの。

ぬこ
ぬこ

ええっ!?死んじゃった!?

戴国はいったいどうなるんだ?

『白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記』

小野 不由美 (著)  新潮文庫

あらすじ

李斎は、荒民らが怪我人を匿った里に辿り着いた。

しかし、その男はすでに息絶えていた。

一方、泰麒は病んだ傀儡が徘徊する王宮で、王を討った真意を阿選に迫る。

慈悲深き生き物とは言い難い言動や行動をおこす麒麟の真意とは。

李斎らが捜していた男はすでに死んでいた。

その知らせに愕然とする李斎らですが、そこには明らかにされていない情報があったのでした。

望みをつなぐ一行は、再び驍宗を捜します。

一方、妖魔により魂が抜かれたような状態の役人が動き回る王宮で、泰麒は自分の宮を抜け出し、阿選の宮へと訪れます。

そして王を討った真意を尋ねようとするのですが…。

まとめ

驍宗の捜索、王宮の腐敗、戴国の窮状。困難な状況の中、王が生きているという一筋の可能性を見出したときから、事態は動き始めます。

静かで弱そうな雰囲気だった泰麒が、振り切るように次々と行動し決断していくのは戴国をまもるための並々ならぬ決意と覚悟があるからなのでしょう。

<こんな人におすすめ>

前王の生死とこれからの展開が気になる
十二国記シリーズのファン
小野 不由美のファン

ぬこ
ぬこ

泰麒がなんだか力強い。

戴国を守る決意が固いんだな。

のこ
のこ

驍宗がいきているという

一縷の望みをかけて

いよいよ事態は動き出すのね。

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