歴史・時代小説

イラストブックレビュー

対峙すべき相手はいつも自分

『うそうそ』畠中 恵 (著) のイラストブックレビューです。箱根の湯治へ向かう若だんな一行。初めての旅に心浮き立つ若だんな。しかし道中、手代たちとはぐれ、天狗たちに追いかけられたりとトラブル発生。果たして若だんなは無事に到着することができるのか。
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化粧の下に隠された本当の気持ち

『おまけのこ』畠中 恵(著)のイラストブックレビューです。病弱な若だんな一太郎が、妖たちとともに江戸の事件を解決する物語。化粧問屋の一人娘、雛の嫁入りが決まった。結婚を機に厚化粧を止めようとするお雛だが、なかなかできない。そこで妖の「屏風のぞき」が彼女の奥に隠された気持ちを聞こうとするのだが…。
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いつの世も人の心はせつなく、そしてあたたかい

『ねこのばば』畠中 恵(著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の一人息子で病弱な若だんなが、妖たちと江戸の謎を解決するシリーズ第3弾。幼馴染のお春に縁談の話が持ち込まれ、調査に出向いた若だんなが危険な目に遭うという大ピンチ!?
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順調な商いと血を分けた姉妹の難儀な思い

『あきない世傳 金と銀(八) 瀑布篇』 高田郁 (著) のイラストブックレビューです。江戸紫に鈴の小紋染めが江戸の町の人々に受け入れられ、商いも順調な幸。そこへ、妹の結を見初めたという人物から縁談の話を持ちかけられる。
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1000年かけた恋

『ぬしさまへ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の若だんな、一太郎と、彼を取り巻く妖たちが江戸で起こる事件の謎を解く物語。手代の仁吉が1000年思い続けた恋の相手とは。その切なく一途な想いに胸が締め付けられる物語です。
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口の中で淡雪のように溶けゆく和菓子とは

『雪ひとひら 江戸菓子舗照月堂』 篠綾子 (著)のイラストブックレビューです。神無月。薬売りの親子、富吉が約束を過ぎても照月堂に姿を見せないことを心配するなつめ。そして京都の安吉から兄の噂を聞いたなつめは、驚くとともに、その恋心を理解する自分に気づく。
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ときめき要素満載のお江戸幻想奇譚

『しゃばけ』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです。江戸の大店の一人息子、一太郎は病弱で一年のほとんどを床に伏している状態です。体調がよく感じたある日、こっそり家を抜け出すと殺人現場を目撃。若だんなを取り巻く妖たちと事件に挑みます。
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人の「老い様」に学ぶ己の生き方とその道筋

『銀の猫』朝井 まかて (著) のイラストブックレビューです。江戸で「介抱人」を勤める二十五歳の咲。老人たちの身の回りを世話しているうちに様々な生き方や家庭の事情、それぞれが抱く老いへの思いに触れ、自身の生き方を振り返る。「老い」について考えさせられる、感動の物語。
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ほおずきが結ぶ縁はどこにつながっていくのか

『ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂』篠綾子 (著) のイラストブックレビューです。順調に売り上げを伸ばす照月堂とは対照的に、客足が遠のいている氷川屋。この氷川屋の職人菊蔵は照月堂へと移るべきかと身の振り方を悩みます。そんな菊蔵への恋の予感に戸惑うなつめですが…。
イラストブックレビュー制作動画

自分の居場所は自分で作る!

『跡とり娘 小間もの丸藤看板姉妹』 宮本紀子 (著)のイラストブックレビュー制作動画です。幼い頃、病弱のため品川で暮らしていた里久が帰ってきた。里久の言動や振る舞いに、母や妹は戸惑うばかりで…。テキストやイラストが出来上がっていく様子をお楽しみ下さい。