ホラー

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『火喰鳥を、喰う』原 浩 (著)

東京での出張を終えた久喜雄司が信州の家に戻ると、奇妙な出来事が起こっていた。太平洋戦争で戦死した大伯父・貞市の名が墓石から削り取られ、同時期に彼が戦地に残した日記を綴った手帳が送られてきた。その日記を読んでから祖父の失踪、知人の負傷、連続する悪夢など様々な怪異が起こる。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『ティンカー・ベル殺し』小林 泰三 (著)

大学院生の井森健は夢の中でファンタジーの世界に迷い込み、その時はいつも間抜けなとかげのビルになっている。ある日、井森は夢の中でピーター・パンとウェンディ、ティンカー・ベルらに拾われる形でネヴァーランドヘト向かう。しかしそこは大人と子供が互いに殺し合う血に塗れた恐怖の国だった。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『緑の我が家 Home,Green Home』小野 不由美 (著)

一人暮らしをすることになった高校一年生の荒川浩志は、細い路地の突き当たりにあるハイツ・グリーンホームへ引っ越してきた。六号室に住む同じ年頃の和泉聡から「出て行ったほうがいい」と言われ、さらに差出人が不明の手紙、無言電話、夜中に落書きをする男の子など、奇妙な出来事が浩志に起こる。幽霊が出る、と噂のグリーンホームで起こる怪異の正体とは。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『予言の島』澤村伊智(著)

瀬戸内海に浮かぶ小さな島、霧久井島。二十年前、霊能者がこの島についてある予言を残した。それは、二十年後にあたる今年、島で六人が死ぬ、というもの。天宮淳は友人たちと面白半分でこの島へとやってきたが翌朝宿泊客の一人が死体となって発見される。「予言」は本当だったのか。
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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『残穢』小野 不由美 (著)

作家である私のもとに一通の手紙が届いた。その読者はライターであり、住んでいるマンションに何かがいるような気がする、と言う。時おり、ほうきで掃くような、畳の表面をさっと払ったような音。私は聞いた覚えがある話だ、と感じライターと意見交換をしたり建物について調べはじめる。
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恐怖の裏側に潜む 人ならざるものの声

両親と弟が亡くなり、古い町屋である実家に戻ってきた貴樹。彼が書斎として使うことにした部屋からは、隣の家に住む二十代の芸妓らしき女の様子が見えた。頼りなく哀しげな様子の彼女のことが気になる貴樹だが…(「芙蓉忌」)。情緒漂う怪談六編。
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様々な角度からひたひたと迫りくる恐怖

作家である私の元に、出版社から神楽坂を舞台にした階段小説の執筆依頼が入った、心の奥底に封印してきた「あの出来事」を文章にする時が来たのかもしれない…。自分の体験談からはじまり、知り合いや人づてに様々な怪異話を集めていく私は、これらの話が奇妙なつながりを見せることに気づく。
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オズの国で起こった密室殺人の謎

『ドロシイ殺し』 小林 泰三 (著) のイラストブックレビューです。大学院生の井森は、ビルという名のトカゲとなって不思議の国で過ごす夢を毎晩のように続けて見ている。ある晩、砂漠を彷徨う夢を見て、ドロシイという少女に助けてもらう。そしてエメラルドの宮殿へと連れて行かれたのだが、パーティーが行われるというその日、密室殺人が起こる。
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連続殺人事件の犯人は…アリス!?

『アリス殺し』小林 泰三 (著)のイラストブックレビューです。大学生の栗栖川亜理はこのところ毎日おかしな夢を見ていた。それは不思議の国に迷い込み。その住民らと奇妙な時を過ごすというもの。ハンプティダンプティが兵から落ちて死んだ、という夢を見たある日、大学では卵のあだ名を持つ研究員が屋上から転落して死亡していた。
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謎多きナルの正体がついに明らかに!?

『ゴーストハント7 扉を開けて』小野 不由美 (著) のイラストブックレビューです。能登での事件を解決し、東京へ帰るべく車を走らせていた一行は、道に迷ってしまう。辿り着いた先は、ダム湖。そこでナルは「オフィスは戻り次第、閉鎖する」と一行に告げる。そこへ廃校になった小学校の調査依頼が。幽霊が出るという校舎に潜んでいるものは何なのか。