実業之日本社文庫

イラストブックレビュー

待った無し!!の社会問題を改善すべくキャバ嬢が立ち上がる!

『永田町小町バトル』西條 奈加 (著) のイラストブックレビューです。銀座で夜間預かり専門の託児所を運営、現役キャバ嬢、そして小学六年生の娘を育てるシングル・マザー、芹沢小町は衆議院選挙に当選。野党の異端児、小町は政党の壁、政策の壁を突破し、子供問題を前進させることができるのか。
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1日3回通いたくなるワケあり三姉妹の美味しいお店

『三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。朝は三女が手がけるふんわりパンの喫茶店、昼は次女のこだわりうどん、夜は長女の〆の白飯が最高のスナック。朝・昼・晩で業態が変わるこの店は「三人屋」と呼ばれている。それぞれが問題を胸に抱えているが、常連客や姉妹間でのやりとりから、少しずつ前を向いていく。
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三人の女に関わる男たちの物語

『サンドの女 三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。父の亡き後、店を残すために三姉妹が始めた「三人屋」。朝は三女がモーニングを、昼は次女がうどんランチ、夜は長女がスナックを経営。長女のスナックにはワケありだったり、クセのある常連客がやってきては、互いの悩みを打ち明け合う。
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眠りに現れるのは心に刺さって抜けない棘

『猫まくら 眠り医者ぐっすり庵』泉 ゆたか (著) のイラストブックレビューです 。茶問屋の娘として育った藍は、相次いで両親を亡くし、眠れぬ日々が続いていた。ある時、藍は猫のねうに導かれ古びた小屋にたどり着くとそこには身体を丸めて眠っている兄の姿が。そして兄とともに眠れない人々を看る養生所を開くことになったのだが。
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豆腐に頭をぶつけて死ぬ!?奇妙な事件の真相とは

『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』 倉知 淳 (著) のイラストブックレビューです。戦争末期。秘密兵器の開発をしていた研究所で、若い兵士が頭から血を流して死んでいた。状況からすると、この兵士は豆腐の角に頭をぶつけて死んだように見えるのだが…。
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あなたもアヒルバスに乗って東京を巡りたくなる!

『ある日、アヒルバス 』山本 幸久 (著)のイラストブックレビューです。アヒルバス入社五年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)はわがままなツアー客に振り回されたり、突然新人の教育係にされたりと悩みながらも仕事に奮闘する毎日。
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女はちょっとした毒を求めているものなのかも

『夫以外』 新津 きよみ (著)のイラストブックレビューです。夫が急死した40代女性が夢中になったもの、離婚して子連れで実家に戻ると父の再婚話が出ていた30代の女性、戸籍の縛りに長年囚われていた60代の女性。大人の女性たちの日常に起こる出来事を描く6つの短編集。
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人間関係における贅沢は人間にとって最大の贅沢

『砂漠』伊坂 幸太郎 (著)のイラストブックレビューです。何ごとにも冷めた目線を持つ北村。仙台市の大学に進学した彼は四人の学生と知り合った。光に満ち、時には影を落とす喜びと痛みを描く、珠玉の青春物語。
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最高の美をあなたに施します

『リアルフェイス』知念 実希人 (著)のイラストブックレビューです。天才美容外科医、柊貴之。腕は確かだが金さえ払えばどんな手術でも行う一面も。そんな柊の元には奇妙な執刀依頼が次から次へとやってくる。さらに整形美女連続殺人犯の影が忍び寄り…。
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少女たちの夢と憧れを美しい小箱につめこんで

『彼方の友へ』伊吹 有喜 (著) のイラストブックレビューです。老人施設で過ごす名倉波津子は、小さな箱を手渡された。箱を開けると、チューリップやヒマワリなどの花が一輪ずつ描かれた、色鮮やかなカードが入っていた。波津子の記憶は七十年前へと呼び戻されていく。