角川文庫

イラストブックレビュー

コンパスの針が指し示すのは未知への可能性

『新・魔法のコンパス』 西野 亮廣 (著) のイラストブックレビューです。目まぐるしく変化していく現代社会ではルールがひんぱんに変わり、昨日の常識は今日の非常識なんてこともザラにある。そんな中で時代が変わっても変わらない、普遍的なルールを、「現代の革命家」ことキンコン西野が伝授する。
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家族の絆の橋渡しをしてくれる猫たち

『黒猫王子の喫茶店 渡る世間は猫ばかり』 高橋 由太 (著) のイラストブックレビューです。川越のはずれにある、シックな喫茶店。店長は着物を着た美青年。この店で働くことになったのは真面目でお人好しの胡桃。彼女のもとには、猫にからんだ相談をする人や猫たちがやってきて…。
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愛しすぎては、いけない

『恋愛中毒』山本 文緒 (著) のイラストブックレビューです。離婚し、弁当屋のアルバイトをしながら暮らしていた三十二歳の水無月。タレントであり作家である創路功二郎が弁当屋を訪れた時から、止まっていた水無月の時間が再び動きだす。
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やる気のなさをキレ味鋭い文章で綴る ジワるエッセイ

『苦手図鑑』 北大路 公子 (著)のイラストブックレビューです。靴下を丸めたまま洗濯かごに入れる父親の行為は、洗濯する自分への挑戦なのか。タクシーの運転手に予言されたこの夏の鯉の行方。雪の中に落とした小銭は雪が溶けても出てこない問題…。日常に潜む「苦手」なものを、無駄に繊細な筆致で描く脱力系エッセイ。
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江戸の世の「まこと」を語るのは姫様人形!?

『まことの華姫』畠中 恵 (著)のイラストブックレビューです 。江戸は両国の見世物小屋で、姫様人形のお華をしゃべらせる話芸をしている芸人の月草。真実を語るという噂から、まことを知りたいと願う人々が訪れる。
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いそうでいなかった、街の幸せ配達人

『詩羽のいる街』 山本 弘 (著) のイラストブックレビューです。マンガ家志望の僕は、ネームのダメ出しをされて落ち込んでいたところ、1人の女性と出会った。彼女の名前は詩羽。1日デートに誘われ、詩羽についてまわるうちに、僕は驚くべきものを目にする。
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究極の二択の中で親が息子に望むこととは

『望み』雫井 脩介 (著)のイラストブックレビューです。埼玉で建築設計事務所を営む一登。ある日、息子の規士が帰宅せず、連絡が取れなくなる。警察に相談したが、他にも規士の友人で行方不明の者がおり、死体として発見された者も。規士は事件の加害者なのか、それとも被害者なのか。
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「恋」って勘違いの連続なんだなあ

『もしもし、運命の人ですか。』 穂村 弘 (著)のイラストブックレビューです。女性が魅力を感じるであろう、ワイルド系の対局にいる筋金入りのマイルド系の自分、二人で食事して散歩して、さあいよいよ…と思った時に「駅、どっちだっけ?」と問われる絶望感。思い込みと妄想に包まれた、人気歌人の恋愛エッセイ。
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血の匂いがする館で疾走する霊能者たち

『ゴーストハント5 鮮血の迷宮』 小野 不由美 (著)のイラストブックレビューです。高校二年生の麻衣がバイトをしている「渋谷サイキックリサーチ」に、人が行方不明になるという出来事が起こり、怪奇現象なのかどうかを調べて欲しい、と言う依頼が。調査を始めたが、館にいる人間が姿を消しはじめて…。
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人生一美味いビールが深く、深く沁みていく

『六畳間のピアノマン』 安藤 祐介 (著) のイラストブックレビューです 。ブラック企業に入社した大友、夏野、村沢。休みなく働いてきた三人は、ある夜、居酒屋で「人生一美味いビール」を飲む。人間らしさを取り戻したかのように思えた三人だったが、翌日から上司である上河内の締め付けが、さらにひどくなっていく。