創元推理文庫

イラストブックレビュー

本当の殺人犯は誰?予測不能の秀逸ミステリ

『そしてミランダを殺す 』ピーター・スワンソン (著)のイラストブックレビューです。妻の浮気を知り、怒りの感情でいっぱいになっていたテッドは、空港で見知らぬ美女リリーに声をかけられる。酔った勢いで「妻を殺したい」と言ってしまうテッドに、リリーは協力を申し出る。
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自分自身に気付いた時に、真実の目が開く

『不条理な殺人』パット・マガー (著)のイラストブックレビューです。人気俳優マークは、義理の息子ケニーが書いた不条理劇の題名を知り、ひどく同様する。17年前、ケニーの実父が亡くなった「事故」について当時4歳だったケニーが何かを見ていたというのか。
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相性は??な二人が弁護士殺人事件に挑む

『その裁きは死』アンソニー・ホロヴィッツ (著)のイラストブックレビューです。実直さが評判の離婚弁護士が自宅で殺害された。現場の壁にはペンキの刷毛で書かれた「182」の数字が。作家のホロヴィッツが、元刑事のホーソーンとともに事件の謎に挑むミステリー第二弾。
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美しく、深い余韻を残す江戸のミステリ

『恋牡丹』戸田 義長 (著)のイラストブックレビューです。『八丁堀の鷹』と呼ばれるやり手の同心、戸田惣左衛門。七夕の夜、吉原の見世の主の用心棒としてと飲まれたのだが、惣左衛門の目の前で、主は刺殺された。犯人とその手口とは。
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ミステリー?ファンタジー?何とも不思議な連作短篇集

『夜の床屋 』沢村 浩輔 (著) のイラストブックレビューです。大学生の佐倉と高瀬は山道に迷い、無人駅へ泊まることになった。だが、深夜に駅前の理髪店に明かりがともっていることに気づいた2人が店の扉を開けてみると…。
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作家が元刑事と組み、老婦人殺害の謎に挑む

『メインテーマは殺人』アンソニー・ホロヴィッツ (著) のイラストブックレビューです。資産家の老婦人が、自らの葬儀の手配をしたその日に絞殺された。作家のホロヴィッツは、知り合いの元刑事ホーソーンから、この事件を調べ、本にしないかと持ちかけられる。
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最高に不器用でキュートな、最強の片想い

『ねじまき片想い』柚木 麻子 (著)のイラストブックレビューです。老舗おもちゃ会社の敏腕プランナー富田宝子は、取引先のデザイナー・西島に5年も片想いしている。西島に次々と起こるトラブルを、その機転と行動力で解決していく。
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見た目はやっぱり大事なんです

『イメコン』遠藤 彩見 (著) のイラストブックレビューです。ひきこもりの男子高校生、武川直央の前に現れたのは、田舎町では明らかに異彩を放つ容姿端麗な男・一色一麿だった。彼のアドバイスで、依頼人の事態は好転していく。そしてその洞察力で、起こった事件までも解決していく。
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狙われた悪女に訪れる結末とは

『悪女の品格』辻堂 ゆめ (著)のイラストブックレビューです。27歳のめぐみは、ある日突然、マンションの物置に閉じ込められた。しかしそれは、これからめぐみにふりかかる災難の序章でしかなかった。めぐみを狙う人物とは。
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猫丸先輩に会ってみたい!!(たぶんかわいい、と思う)

『夜届く (猫丸先輩の推測) 』倉知 淳 (著)のイラストブックレビューです。ある冬の日の夜、一人暮らしをする八木沢行寿のもとに差出人不明の電報が届いた。内容は「病気、至急連絡されたし」。電話するも該当者はおらず、何度も届くため、八木沢は猫丸先輩に相談するのだが。