のこ
こちらは猫のような男性、
猫丸先輩が謎の事件を
解決していくミステリーよ。
ぬこ
猫丸先輩はちょっと変わっていて
おもしろいよな。
どこにでも首を突っ込むし。
のこ
そんなところも見た目も
猫っぽい猫丸先輩が
ロジカルに推理を展開していくの。
ぬこ
見た目に反して鋭い
洞察力と持っているとこが魅力的なんだよな〜
『日曜の夜は出たくない【新版】』 倉知 淳 (著) 創元推理文庫
あらすじ
仔猫みたいなまんまるな目、やわらかな前髪、小柄で年齢不詳な猫丸先輩。
「だいたいお前さん達は想像力ってもんが足りなさすぎるよ」そう言い放ち、未解決の事件をロジカルな推理で解いていく。
学生時代から、あらゆる事に首を突っ込む、好奇心旺盛な猫丸先輩。
大人になっても出先で遭遇した事件や、飲み会の席で耳にした事件を、優れた洞察力で推理します。
ある男がビルがから落ちて死亡。
解剖の結果、男は二十メートルを超える高さから落ちたことが判明しましたが、周囲のビルは十五メートル程度の高さしかありません。
死亡した男性は、いったいどこから落ちたのでしょう。
まとめ
フニャっとした猫っぽい見た目で、理路整然と謎を解く猫丸先輩。
ラストにやってくる意外な結末は、そのナンパなキャラとは裏腹に、硬派な本格ミステリーを感じさせてくれます。
<こんな人におすすめ>
猫のような、つかみどころのない男が事件を解く話を読んでみたい
論理的で説得力のある推理小説が好き
倉知 淳のファン
リンク
制作動画はこちらからどうぞ。
ぬこ
力が抜けていて、なんか偉そう…
でも猫丸先輩、好き(´∀`)
のこ
軟派な猫丸先輩と硬派な
ミステリーのバランスが絶妙な
物語ね。
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