イラストブックレビュー

信長という「光」の陰で生き、死んでいった者たちのドラマ

『信長嫌い』 天野 純希 (著) のイラストブックレビューです。<!-- wp:paragraph --> <p>目の前にあった天下を獲れなかった今川義元、戦の魅力にとりつかれた真柄直隆、ひたすら逃げ続けた六角承禎、将軍殺しの悪名とともに生きた三好義継、戦さを好まず何よりも茶を愛した佐久間信栄など、名将・織田信長に苦しめられた者たちが懸命に生きる姿を描いた群像劇。
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神の仕業か、悪魔のいたずらか。修道院で起こる謎。

『廃院のミカエル』 篠田 節子(著) のイラストブックレビューです。食品輸入会社の現地職員として働く美貴は、アテネに訪れた。目的の蜂蜜を捜すために訪れた村にあった、修道院の壁に描かれた大天使ミカエルの絵を見つける。それから彼女の周囲では不思議な出来事が起こり始める。
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複雑に絡み合った線が一気にほどかれる快さ

『青光(ブルーライト) 』柴田 よしき (著) のイラストブックレビューです。青い電飾が遺体のそばに巻かれているという連続殺人事件が東京を震撼させていた。同じ頃、作家でありブルーライト探偵所長でもあるユナのもとに、女友達の秋子から助けを求めるメールが届く。一方、探偵社で依頼を受けた身辺調査が、連続殺人とのつながりを見せて…。
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どこか違和感のある愛のカタチ

『すみれ荘ファミリア』 凪良 ゆう (著) のイラストブックレビューです。食事付きの下宿、すみれ荘の管理人を務める一悟は、妻を事故で亡くし、娘は妻の両親が育てている。すみれ荘の入居者たちとは気心が知れており、穏やかな日々を送っていた。そこに新しい入居者、芥が加わる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、正体を明かそうとはしない。
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飛行機が苦手な方はご注意ください

『死んだら飛べる』スティーヴン・キング, ベヴ・ヴィンセント(編)のイラストブックレビューです。スティーブン・キング、ジョー・ヒルの書き下ろし作品を含む、全17篇の恐怖のフライトへとご招待。
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その世界につながる「穴」はあらゆる場所にある

『夜行』 森見 登美彦 (著) のイラストブックレビューです。十年前、同じ英会話スクールに通う6人の中まで鞍馬の火祭にでかけ、その夜、長谷川さんは姿を消した。十年ぶりに集まり、火祭に行くことになった夜、それぞれが旅先で出会った不思議な出来事を語る。そして全員が道中で同じ銅版画家の描いた「夜行」という連作絵画を目にしていた。
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無敵のお姫様にぴったりのお菓子とは

『親王殿下のパティシエール(2) 最強の皇女』篠原悠希 (著)のイラストブックレビューです。清の皇帝の第十七王子・永璘お抱えのパティシエール見習いとして北京にやってきた仏華ハーフのマリー。だが新しく雇われた厨師たちは女性であるマリーが厨房にいることに納得いかない様子。彼らに認めてもらうためにはどうしたら良いのか、頭をひねるマリーだが。
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猫にとっての「良い飼い主」とは?

『NNNからの使者 猫は後悔しない』矢崎存美 (著) のイラストブックレビューです。夫と離婚し、パートで働きながら一人暮らしをしている田宮真澄、五十歳。ある日、パートからの帰り道、こいでいた自転車で猫をひいてしまう。病院に連れていき、飼うことになったのだが…。
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「教養」が菓子づくりの武器となる

『菊のきせ綿 江戸菓子舗照月堂2』篠綾子 (著) のイラストブックレビューです。江戸は駒込の菓子舗照月堂で、女中として働きながら菓子職人を目指している少女、なつめ。厨房に入れぬ身ながら、菓子づくりへの想いは募る、大店の氷川屋からやってきたお調子者の職人、安吉を巡って、照月堂氷川屋と菓子勝負をすることに。
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自分の中にある「自然」を発動させよう

『わたしの中の自然に目覚めて生きるのです』服部 みれい (著)のイラストブックレビューです。3つの観点での自然にもとづき孤独やエイジング、恋愛から子育てまで様々な問題に答えます。答えは自分の自然の中にあるのです。