ミステリー

イラストブックレビュー

母の愛情と推理力には誰もかなわないのです

『ママは何でも知っている』ジェイムズ ヤッフェ (著)のイラストブックレビューです。刑事のデイビットは、毎週金曜日の夜に妻のシャーリィとともに実家へ訪れる。捜査中の殺人事件の話をすると、ママはデイビットに不可解な質問をしたあと、たちまち事件を解決してしまう。
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元裁判官のおばあちゃんが事件の謎を解く

『静おばあちゃんにおまかせ』中山七里 (著) のイラストブックレビューです。特にこれといった突出した能力があるわけではない警視庁一課の刑事、葛城。彼はガールフレンドの協力を得て、難事件を解決していく。しかし、彼女の推理は、同居する元裁判官のおばあちゃんから授けられたものなのだという。
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本屋さんと「謎」は相性がいい

レジまでの推理: 本屋さんの名探偵』似鳥 鶏 (著)のイラストブックレビューです。姿を見せない名物店長、ほぼ店長がわりのフル稼働バイトやベテランバイトなど個性的なメンバーが働く本屋さんには、様々な謎が起こります。
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タフで不運な女探偵 最悪の事件に巻き込まれる

『錆びた滑車』若竹 七海 (著)のイラストブックレビューです。女探偵・葉村晶は、石和梅子という老女を尾行中、梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれ負傷。ミツエが所有する木造アパートに住むことになった葉村は、ミツエの孫のヒロトから調査を依頼されるのだが…。
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自分自身に気付いた時に、真実の目が開く

『不条理な殺人』パット・マガー (著)のイラストブックレビューです。人気俳優マークは、義理の息子ケニーが書いた不条理劇の題名を知り、ひどく同様する。17年前、ケニーの実父が亡くなった「事故」について当時4歳だったケニーが何かを見ていたというのか。
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見えない何かに絡み取られた人間の足掻き

『あなたが消えた夜に』中村 文則 (著) のイラストブックレビューです。小さな町で突然発生した、連続通り魔事件。所轄の刑事・中島と、捜査一課の女刑事・小橋は容疑者である「コートの男」を追うが、その男の正体とは。男女の運命が絡まりあい、事件は思わぬ方向へ加速していく。
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悪意と愛情。事件の陰に潜む人間ドラマを描く。

『希望荘』 宮部 みゆき (著)のイラストブックレビューです。今多コンツェルン会長の娘と離婚した杉村三郎は、私立探偵事務所を開設。今は亡き父が「昔、人を殺した」と発言したことの真偽についての調査依頼が舞い込む。表題作を含む、全4編を収録。
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相性は??な二人が弁護士殺人事件に挑む

『その裁きは死』アンソニー・ホロヴィッツ (著)のイラストブックレビューです。実直さが評判の離婚弁護士が自宅で殺害された。現場の壁にはペンキの刷毛で書かれた「182」の数字が。作家のホロヴィッツが、元刑事のホーソーンとともに事件の謎に挑むミステリー第二弾。
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忘れられない過去を追う記者と刑事の物語

『十字の記憶』堂場 瞬一 (著)のイラストブックレビューです。長浦新報白崎支局の支局長となり、20年ぶりに地元へと戻ってきた福良。前市長の息子が銃殺された事件の取材をはじめるが、高校時代に同じ陸上部だった県警捜査一課の芹沢もこの事件を追っていた。
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めちゃ面倒臭くて頼りになるOB刑事たち

『メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス』加藤 実秋 (著)のイラストブックレビューです。憧れていた刑事になれたのに、毎日雑用ばかりの牧野ひより。ふとしたきっかけで知り合った、退職した刑事たちとともに、ひよりは事件に向かう。