創元推理文庫

イラストブックレビュー

爆笑、脱力、唸る… ひと味違うミステリ連作集

『大きな森の小さな密室』 小林 泰三 (著)のイラストブックレビューです。社長のお使いで訪れた森の奥深くにある別荘で、主人が殺された。犯人は六人の客のうち、いったい誰なのか。表題作「大きな森の小さな密室」のほか、安楽椅子探偵、日常の謎など、クセのある事件や謎に、個性の強い登場人物たちが挑む。
イラストブックレビュー

小さな醸造所で起こった殺人事件の謎を解く

『ビール職人の醸造と推理』エリー・アレグザンダー (著)のイラストブックレビューです。夫の両親とともに町で一番大きなブルワリーで働いていたわたしは、夫の浮気をきっかけに、新しくオープンするブルワリーで働くことに。無事に迎えたオープンの翌日、ビールのタンクの中で死体を発見してしまい…。
イラストブックレビュー

戦前の昭和を色濃く描きだす驚愕のミステリ

のこ こちらは昭和12年の名古屋を 舞台にしたミステリーよ。 ぬこ 昭和12年!?戦前の日本かあ。 当時の名古屋ってどんなかんじ だったんだろう。 のこ 博覧会が実施されていて 当時の日本や世界の最...
イラストブックレビュー

フニャッとした猫丸先輩が謎を解く本格ミステリ

『日曜の夜は出たくない【新版】』倉知 淳 (著)のイラストブックレビューです。仔猫みたいなまんまるな目、やわらかな前髪、小柄で年齢不詳な猫丸先輩。「だいたいお前さん達は想像力ってもんが足りなさすぎるよ」そう言い放ち、未解決の事件をロジカルな推理で解いていく。
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スリリングすぎる高校生たちの一週間のしごと

『一週間のしごと』永嶋 恵美 (著) のイラストブックレビューです。勉強だけが取り柄で、ほかにこれといった特徴のない高校生の恭平、ある日、幼なじみの菜加から一方的に相談を持ちかけられる。街中で置き去りにされた幼児を連れてきてしまったのだ。
イラストブックレビュー

本当の殺人犯は誰?予測不能の秀逸ミステリ

『そしてミランダを殺す 』ピーター・スワンソン (著)のイラストブックレビューです。妻の浮気を知り、怒りの感情でいっぱいになっていたテッドは、空港で見知らぬ美女リリーに声をかけられる。酔った勢いで「妻を殺したい」と言ってしまうテッドに、リリーは協力を申し出る。
イラストブックレビュー

自分自身に気付いた時に、真実の目が開く

『不条理な殺人』パット・マガー (著)のイラストブックレビューです。人気俳優マークは、義理の息子ケニーが書いた不条理劇の題名を知り、ひどく同様する。17年前、ケニーの実父が亡くなった「事故」について当時4歳だったケニーが何かを見ていたというのか。
イラストブックレビュー

相性は??な二人が弁護士殺人事件に挑む

『その裁きは死』アンソニー・ホロヴィッツ (著)のイラストブックレビューです。実直さが評判の離婚弁護士が自宅で殺害された。現場の壁にはペンキの刷毛で書かれた「182」の数字が。作家のホロヴィッツが、元刑事のホーソーンとともに事件の謎に挑むミステリー第二弾。
イラストブックレビュー

美しく、深い余韻を残す江戸のミステリ

『恋牡丹』戸田 義長 (著)のイラストブックレビューです。『八丁堀の鷹』と呼ばれるやり手の同心、戸田惣左衛門。七夕の夜、吉原の見世の主の用心棒としてと飲まれたのだが、惣左衛門の目の前で、主は刺殺された。犯人とその手口とは。
イラストブックレビュー

ミステリー?ファンタジー?何とも不思議な連作短篇集

『夜の床屋 』沢村 浩輔 (著) のイラストブックレビューです。大学生の佐倉と高瀬は山道に迷い、無人駅へ泊まることになった。だが、深夜に駅前の理髪店に明かりがともっていることに気づいた2人が店の扉を開けてみると…。