気ちがいは果たしてどちらなのか

『さあ、気ちがいになりなさい』

フレドリック ブラウン(著) 星 新一 (翻訳) ハヤカワ文庫SF

「BOOK」データベースより

記憶喪失のふりをしていた男の意外な正体と驚異の顛末が衝撃的な表題作、遠い惑星に不時着した宇宙飛行士の真の望みを描く「みどりの星へ」、手品ショーで出会った少年と悪魔の身に起こる奇跡が世界を救う「おそるべき坊や」、ある事件を境に激変した世界の風景が静かな余韻を残す「電獣ヴァヴェリ」など、意外性と洒脱なオチを追求した奇想短篇の名手による傑作12篇を、ショートショートの神様・星新一の軽妙な訳で贈る。

意外性と洒脱のオチを追求したショートショートの名作

記憶喪失のふりをしていた男が精神病院へ入院させられた。

男の真の正体とは?そして病院でおこる衝撃的な出来事、えっ!?と驚くラストシーン。

ショートショートですが、どれも切れ味抜群!!読んだ後は、思わずほうっとため息をついてしまいます。

まとめ

奇抜な設定でも読者を惹きつけて離さない筆力はさすがです。ショートショートの神様、星新一氏が訳している点も大きな魅力となっている一冊です。

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