殺人事件とともに成長していく少年の運命は

『殺人者たちの王』  バリー・ライガ (著) 創元推理文庫

「BOOK」データベースより

ものまね師事件が解決して二カ月、ジャズのもとをニューヨーク市警の刑事が訪れた。21世紀最悪の連続殺人犯である父ビリーに施された殺人者としての英才教育を生かし、ニューヨークで起きている連続殺人の捜査を手伝ってほしいというのだ。渋々同行するジャズ。だが、新たに発見された被害者の遺体には“ゲームへようこそ、ジャスパー”のメッセージが!大好評シリーズ第二弾。

連続殺人事件の裏にチラつく父親の影

ニューヨークで起きた連続殺人事件の操作を手伝うことになったジャズ。脱獄した連続殺人鬼の父の影がちらつきます、

ジャズを支えるガールフレンド、コニーも共に成長し大人への一歩をふみだそうとしています。しかし、自分の呪われた血を恐れるあまり、一線を超えられないジャズ。

まとめ

前作よりも少しずつ視線が広がってきているジャズ。スリルある展開と彼の成長していく姿に目が離せません。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

殺人者たちの王 (創元推理文庫) [ バリー・ライガ ]
価格:1474円(税込、送料無料) (2020/3/22時点)

コメント