そのおぞましさから目を逸らすことができない

『孤虫症』   真梨 幸子 (著) 講談社文庫

あらすじ

週に三回、夫以外の男と体を重ねる主婦・麻美。彼女と体を合わせた男たちが、全身に瘤のようなものができ、原因不明で死んでいく。やがて彼女自身の肉体にも異変が起こる。姉妹、夫婦、主婦同士、母娘の間で繰り返される愛憎劇は、やがて予測もつかぬ場所へと辿り着く。

主婦・麻美の周囲で起こる不審な出来事

妹が出て行った後のアパートを借り続け、曜日ごとに決まった男と体を合わせる麻美。夫との間に不満はなく、一人娘は中学受験を控え、日中は同じマンションの住人が経営する店でパートをしています。ある日、このアパートに、浮気相手の男の母親がやってきて、麻美のせいで自分の息子が死んだのだ、と責めたてます。他の男たちも原因不明の死を遂げている事を知った麻美は、自身の体にも違和感を覚え、病院へと向かうのですが…。

まとめ

女同士の確執、愛憎やせい表現など、おぞましさてんこ盛りなのですが、どうしても目を逸らすことができない強力な引力を持つ作品です。ミステリーとしての構成、ホラーとしてのグロさ、意外な人物から襲われるサスペンスとあらゆる方向から楽しめるのも魅力的な一冊です。

<こんな人におすすめ>

サスペンス、ホラー、ミステリーを同時に楽しめる物語を読みたい
身をよじるようなおぞましい話に興味がある
真梨 幸子のファン

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