『小暮写眞館III: カモメの名前』 宮部 みゆき (著) 新潮文庫nex
「BOOK」データベースより
顔馴染みになった不動産屋の社長から渡された一枚の写真。そこに写る不格好なぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は、不登校の小学生だった。クラスの人気者で、成績優秀の彼は、ある日突然、学校に行かなくなった。その原因と「カモメ」はどう関係するのか…。相談を受けた花菱英一は、関係者に話を聞く中で、ある映画に行き当たる。家族の絆に思いを馳せる、心震わす物語。
少年と不登校とカモメがどう結びつくのか
顔馴染みの不動産屋の社長から渡された写真。そこに写るぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は不登校の小学生だった。少年と不登校とカモメはどう繋がるのか。
父、母、子のそれぞれが思う家族の形。そしてその表現方法に胸が熱くなります。
まとめ
一方で幽霊となってあらわれる(らしい)小暮さんがどんな人だったのかが、徐々に明らかに。不動産屋従業員の垣本順子が新たな一面を見せたりも。事件を解決しながらどんどん変わっていく主人公の周囲の状況に、目が離せません。
<こんな人におすすめ>
家族のドラマを読みたい
『小暮写真館』1と2を読んだ
宮部みゆきファン
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